2015年12月05日

2015年京都総決算!

いつもの友人連中とガルパンの映画を観に行った翌日の日曜日。
天気は曇りで、かつ寒すぎず風もほぼ無いという絶好の自転車日和・・・
艦これの秋イベントもツェッペリン伯爵もGetし、嵐を掘るにはE-5で心が折れすぎていたので
とりあえず(笑)自転車で京都に行くことにした。

当初は年内の目標だった和歌山にしようかとも思ったんだけど、
10月前半に大津まで行ったきり二ヶ月ぐらい長距離走ってないし(11月に相崎の実家(富田林)には行ったが、
50km程度は長距離じゃないよね?)、翌日仕事なので知らないルート通って精神的に疲れたくもなかったしね。

7:30に起きて朝飯を食いつつルート選定してたら出発は8:30に。
基本は平地を低ケイデンスでのんびり流す感じで、御幸橋時点で体力と相談して
最長で嵐山→京都府庁→御所→東福寺→伏見稲荷→京アニショップ→宇治と回る感じで。。
帰宅は多少遅くなっても夜間走行ルートは確立してるので22:00までに帰れたらOKというユルい計画。

いつもどおり天満橋のコンビニで補給物資を仕入れて、大川CRを北上。
9:00ぐらいに毛馬閘門を通過して淀川CRに突入。

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ここでふと振り返ると大阪のビル群が・・・
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「ここからだとあの街が蜃気楼のように見える・・・そうは思わないか?」とか某アニメ映画のセリフを思い出した。
映画の中では否定されてたけど、普段あそこで仕事してる私は蜃気楼みたいなモノだよなぁとかガラにもないことを考えてみたり。
どうもまだ精神的に回復しきれてないっぽい(泣)

10:00に枚方の関西医大到着。
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ここまですこぶる快調。
やはり金曜日にブレーキ調整してもらった際に、曲がってたらしい後輪のブレーキディスクを曲げ直してもらったのが良かった模様。
ただ、腹の調子がイマイチだったのでここでトイレに入るはずが、休憩スペース傍のトイレが調整中のため使用できず(泣)
ママチャリで寝屋川から散歩に来てたおばちゃんとひとしきり談笑したのちに御幸橋へ向け出発。
10:30過ぎに御幸橋到着、ここで15分ほどトイレ休憩。

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自転車が快調なせいか、体力的にここまでまったく問題なし。
と言うか、ここしばらく精神が消耗しててしんどかったものの体力的には何ら問題無かったので
精神の回復を試みてる間に体力はそれ以上に回復してたということだね。
余力十分だったので最初の目標地点を嵐山に設定し、桂川のCRに突入。

1年前ぐらいにこの道を通って伏見稲荷を目指してたころは、ここまで来るのに結構しんどかった記憶があるんだけど、今は全然楽勝。
嵐山CRへの道が分からず、鴨川と分岐したあとしばらく走って国道1号線まで来てしまった時点で11:15。
ここからだとあと30分かからずに伏見稲荷に着いてしまうんだよね(笑)
このまま予定をすっ飛ばして伏見稲荷に直行して早めに帰ろうかとも考えたけどあまりに楽勝すぎるので、
国道1号から府道201号に入って西進、物集女街道(府道67号)を北上して嵐山に行くことにした。
いやぁ、1年前にバテバテになりながら行ってた伏見稲荷がこれだけ楽勝で行けるようになるとは、人間ってすごいなぁ(←他人事かよ)

物集女街道が思った以上に狭くて交通量の多い道だったので、あまりスピードは上げれず、1時間ぐらいかけて嵐山近辺まで到達。
さすがに腹が減ってきたので、道沿いの中華料理屋で昼食。
空きっ腹にチャーハンと皿うどんが美味い!!
若干食いすぎてしんどくなりながらも出発して程なく嵐山の渡月橋に到着。
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曇ってたのであまり綺麗に写真は撮れなかった(と言うか、そもそもデジカメを持っていくの忘れたのでスマホで撮影)けど
さすが観光地だけあって風景が綺麗。
まぁ、本来ならこの写真を撮ってる渡月橋自体を含めて風景を撮らないといけないんだろうけど
とにかく人が多すぎて、移動するだけでもう大変。
京福電鉄嵐山駅を中心とした観光街もすごい人で、自転車だと駐輪する場所を探すのも難しそうだったので嵐山はそのまま通過。
この辺には他に目ぼしい観光地もなさそうだったしね。

嵐山から北上して、府道187号通称丸田町通りに入る。
さすが京都の官庁街を走る幹線だけあって道はかなり良い。
休日だからか、思ったより交通量も無いので車道走行もしやすかった。まぁ信号が多すぎてスピードは出なかったが(泣)

嵐山から30分ちょいぐらい走って京都府庁に到着。
遅ればせながら、京都もコレで制圧完了!!(笑)

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その後、すぐ横にある京都御所も覗いてみる。
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寺社仏閣というわけでもないので、ちょろっと覗いたら帰るつもりだったんだけど、広いなオイ!
入り口から建礼門までがムダに遠い(←ムダとか言うなよ)

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考えてみれば御所の中を参観するつもりはなかったんだから、別に建礼門まで行く必要はなかったんだけど
まぁ、散歩がてらということで。
結局御所で14:00〜14:30の時間ウロウロしてたなぁ。

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御所まで来たのでついでに二条城も覗いてみようかと思ったけど、有料な上にアートアクアリウムをやってるからか妙に人が多かったので
こちらはスルーして烏丸通りを南下。
東本願寺のバックに京都タワーというある意味京都らしい写真を撮りつつ、七条通り→河原町通り→九条通りと走って東福寺へ。

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ってか、京都の道って東西も南北も「通り」って名前なんだね(←今更?)。
大阪も東西は「通り」だけど南北は「筋」だから、大阪の命名ルールに慣れてるとちょい分かりづらい。

九条通りから東福寺に行く道はかなり狭いけど、同じ道沿いに伏見稲荷もあるので交通量はかなり多い。
おそらく昔の京都はこういう道ばっかりだったんだろうなぁとか考えてたら東福寺に到着。
東福寺はかなり広大な敷地を持つお寺なんだけど、到着時すでに15:00過ぎで門が16:00に閉まるということだったので
お目当ての紅葉だけを見ることにした。・・・って、ここも有料(400円)かよ!

まぁ、一応ここの紅葉がメインの目的だったのでお金を払って入場。
多分最盛期は過ぎてたとは思うんだけど、それでもカネ取るだけはあるなぁと思える紅葉っぷりだった。
スマホのカメラではちゃんと発色してくれないのが残念。

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30分ぐらい紅葉を見て16:00前に東福寺出発。
そのまま南下して16:00ちょうどぐらいに伏見稲荷到着。相変わらず人がすげぇ・・・
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さすがにこの時間から稲荷山を登る時間も気力も無かったので、本殿と奥の院だけ参拝しておみくじを引いたのみ。
おみくじは大吉。

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おみくじを売ってた巫女さんが外国人相手にノリノリだった上に可愛かった。
日本って素晴らしいね(何が)

伏見稲荷を出たらすでに16:30を回ってて、すでに日が落ちかけて結構暗くなってた。
今から急いで大阪に向かっても御幸橋に着く前に暗くなるのは避けれないので、
どうせ夜間走行するなら予定完遂しようと、師団街道(府道35号)を南下。
途中丹波橋付近で国道24号に移って観月橋に出たら左折して京都外環状線(府道7号)を東進。
このまま府道7号を走って六地蔵経由で木幡まで行って京アニショップを覗くつもりだったんだけど
桃山南口付近で信号待ちしてる時にスマホの地図見てたら、そこから山科川を渡って南下したほうが早いことが判明。
ってか、ここって前に大津行った帰りに迷い込んだところじゃん!
もうちょい言ってたら京アニショップ行けてたのか・・・

京阪宇治線の木幡駅前(本当に目の前)にある京アニショップに着いたときには17:30。
営業時間確認したら、土日祝は18:00閉店とのこと。危ない危ない・・・
ってか、平日は16:00閉店とか誰向けの店なんだ、ここ(笑)

店内は6割ぐらいFreeだった印象。
お客さんもほとんど女性だったしね。
うーん、私はFreeにそこまで嫌悪感あるわけじゃないけど、さすがに場違い感があったなぁ。
とりあえずユーフォニアムのガイドブックだけ買って撤退。

その後は府道7号を南下して、宇治に着いたのは18:00過ぎ。
昼間には人が多い宇治橋も暗くなるとさすがに人通りが無い。
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ユーフォニアムでの作中通りほんのりライトアップされてたので、おもむろに走って
「上手くなりたぁーい」とか叫んでみようかと思ったけど、40過ぎのオッサンがやるとただの不審者なのでやめた(笑)
さすがにこの暗さで宇治神社とか行くのもどうかと思ったので、そのまま帰阪の途に。

宇治からはいつも通り府道81号を西進して御幸橋へ。
いつもなら御幸橋で軽く休憩するところだけど、すでに19:00前で完全に真っ暗だったので
そのまま旧京阪国道(府道13号)に突入。
いつもなら30分程度で関西医大に着くんだけど、府道13号に入ってからどうもパワーが出ない。
思えば御幸橋の時点で100km超えてたので、多分エネルギー切れだろうと判断して牧野近くのマクドに入ってしばし休憩。
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30分ほど休憩した後しばらく走ったらエンジンがかかり始めた。
こまめにパンは食べてたんだけど、やはり100km走った時点で大休止は必要だね。

その後はまぁ、いつもどおり枚方から国道1号に合流して京橋まで走り、
そこから天満橋経由で日本橋に帰還。
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自宅到着が21:30過ぎで、走行距離137.71km、平均17.0km/h、走行時間8:06:02だったとさ。
二ヶ月ぶりの長距離走行だったけど、基本平地だっただけあって100kmを超えるまでは疲れらしい疲れも無く
割と良い感じで走行できた。
これだったら、年内どこかのタイミングで和歌山チャレンジもできないことは無いかなぁ?
多分に天気次第のところはあるが・・・
posted by HAGER管理人 at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車

2015年11月29日

もはやコンペとは呼べないのかもしれない・・・

今日はメタルボックスでコトブキヤコンペが開催。
コトブキヤといえばいろんなジャンルのキャラクターモデルを出してるメーカーで
私もゾイドやらフレームアームズをよく作ってるだけにこのイベントは外せない。
と言うわけで、私も賑やかしながら作品を作って持っていった。

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今年のコトブキヤの代表キットとしてまず名前が挙がるのは「フレームアームズ・ガール(以下FA:G)」と思う。
私はモデグラでセンチネルやってたころからのメカ少女好きなので
「ついにここまで来たか・・・」と感慨深いわけだよ。
しかもそのプラモがバカ売れで入手困難になってる上に、バンダイまでMS少女(正確には違う)の
プラモを出すなんて、20年前の私は想像してなかったよ(笑)

まぁ、そんなわけでそのFA:Gの第一弾「轟雷ちゃん」が発表された時点で購入することは決定してたし
発売されたら、本家フレームアームズの轟雷のバリエーション機「ウェアウルフ・スペクター」として製作しようと考えて、
発売の3ヶ月前からウェアウルフ・スペクターのキットを買ってる始末(笑)
まぁ、結局いろいろ忙しくて製作を始めたのは11月入ってからだったが・・・

まずはFA:Gの轟雷ちゃんを仮組みして、そこにウェアウルフ・スペクターのパーツを合わせるわけなんだけど
案の定、パーツがデカすぎて収まりが悪い。
轟雷→ウェアウルフ・スペクターは、肩と脚が強化型の装甲に換装されてて武装に大口径の電磁砲と大型シールドが追加されてる。
武装はともかく装甲はサイズが違いすぎて流用しようが無かったので、当初はパテやプラ板で新規製作しようと考えてたんだけど
11月中旬に精神的にダウンしたのもあって製作時間が取れず、結局流用することに(泣)

もちろん、そのまま流用はできないのでウェアウルフ・スペクターの脚の装甲パーツを切り刻んで特徴的な部分だけを残し、
それを轟雷ちゃんの脚のハードポイントに取り付けて被せるようにした。
それでも脚の長さが足りないので、ウェアウルフ・スペクターの足首パーツを加工してネオジム磁石を仕込み
轟雷ちゃんの足首にゲタを履かせることにしてクリア。

肩は元々の轟雷ちゃんの肩アーマーの上にすっぽり被せるようにしたら、軸を切り飛ばしてプラサポでジョイント作るだけで
簡単に流用できた。
武装はウェアウルフ・スペクターのものをそのまま流用。
もともと電磁砲は長すぎて収まりが悪かった上に重量バランスも悪いのでベース必須かと思ってたけど
ゲタを履かせたおかげで上手く立ってくれた。

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ただ、それを立たせるとどうししてもスペクターのパーツがゴツくなって、轟雷ちゃんのラインと合ってくれない。
なので、そのラインを誤魔化すために、トイレットペーパーにアクリル絵の具を染み込ませて強度を上げたものを布に見立てて
スカートとケープっぽい感じで腰と肩に巻いてみた。
これも元々パテで作るつもりで固定ポーズにする予定だったんだけど、時間の都合でトイレットペーパーになった(笑)
結構思った感じになってくれてよかった。

問題はウェアウルフ・スペクターのスペクターたる一番の特徴である、頭部のバイザーパーツだけど
コレは逆にウェアウルス・スペクターのパーツが小さすぎて、どうにもまとまってくれない。
やむなくバイザーパーツを7mmぐらい幅増ししてシアノンで形を整えた。
そしてそのバイザーが付く轟雷ちゃんの頭だけど、本来のバイザー?の上にスペクターのバイザーが付くのか
本来のバイザーを外してスペクターのを付けるのかで結構迷った。

結局フレームアームズのキット同様にバイザーを外すようにしたんだけど
考えてたポーズはスペクターのバイザーを脱いだ?状態だったのでバイザーを装着するための軸穴や段差はすべて埋めたり削ったりして
普通の前髪状態になるようにした。
あと後述の理由で髪のボリュームを抑える必要があったので、髪のラインを改修がてら整理した。

手はMSGのシャープハンドに換装し、同じくMSGのブーメラン・サイズ(鎌)を持たせてみた。
やはり死神(スペクターは「亡霊」だが)には鎌だろうと(笑)

そして仕上げ。
元々は普通に仕上げるつもりだったんだけど、それだと地味になるだけだったのでもっとアンデッドっぽくボロボロな感じにしようと方向転換。
ウェアウルフ・スペクターの説明書に書かれている戦闘の後に放置された状態という設定にして
文章内で書かれている破損箇所を再現(さすがに腕が吹っ飛んだ描写は女の子に置き換えるとマズいので砲身に変えた)してみた。
ポイントは残った方のシールド(片方は戦闘中に吹き飛ばされてる)内に装備されているミサイルを発射済みにしたこと。
まぁ、弾頭部分に穴空けただけだけど、結構雰囲気が出てくれた。

塗装もオキサイドレッドを塗った後にクレオスのシリコーンバリアを塗り、その後基本塗装をしてそれを剥がす手法を試してみた。
結構良い感じになるけど、それっぽく剥がそうとすると結構時間がかかる(泣)
この時点でイベントまでギリギリだったので、1500番の紙やすりで軽くヤスることで基本塗装の塗膜だけを剥がすようにした。
ただ、これだとあんまり剥がれた感が強くないのでまだ試行の必要があるなぁと。

そして今回の目玉!
エアテックス社から発売されてる蛍光塗料「ルミネ」を使って、
普段はゾンビっぽい顔だけどブラックライトを当てると普通の顔が浮かび上がるというのをやってみたんだけど、これに失敗(泣)
そもそもルミネはブラックライトを当てないと発色しないので、調色の段階でライトを当て続けないといけない。
しかも乾燥しないとどんな色になるか分からないし、塗るときにもライトを当て続ける必要があるという厄介な塗料。
その上、当てるブラックライトの波長によって色が変わるので、塗るときと同じライトを使わないといけない。
結局、ゾンビ顔までは上手く行ったものの、ライトを当てて浮かび上がる顔が微妙な出来になったのでこのプランはお蔵入り(泣)
せっかく若干髪が抜けた感を出すために髪の毛のボリューム減らしたってのに・・・

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仕方がないので、塗料を落として通常状態で幽霊っぽくなるという次善策に切り替えたわけだけど
塗料が関節のABSに染み込んだのか、肌色パーツの関節が悉く粉々に・・・
この時点でイベント前日で、店頭で売ってもないしパーツ請求も間に合わないということで
同じパーツが入っているFA:G「スティレットちゃん」の肌色パーツを流用する羽目になってしまった(泣)

肌はホワイトに色の素のシアンをごく少量混ぜたものを肌色の上に重ね塗り。
はじめは目は塗り分けてたけど、塗ってるうちに浮いてきたのでアイプリント消えない程度に上から塗料を被せていった。
髪の毛は肌の色に色の素のシアンをさらにごく少量混ぜたもの。
両方ともツヤ有りにして、完全つや消しの胴体からぼんやり浮いてる感じを狙ってみた。

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あとは、ルミネを使わないのがもったいなかったので、ずいぶんと簡素にはなったけど目と口をルミネの赤で塗装し、
ブラックライトを当てると違う表情になるというギミックを仕込んだ。
それと分かって見たら塗料が乗ってるのは分かるけど、初見では誰も気づいてなかったので上手く騙せたはず。

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ってな感じで、紆余曲折あったものの何とか完成して持ち込み。
コンペは凄まじい作品のオンパレードで、私の作品なんてマジで賑やかし程度にしかなってない感じだった(泣)
ここ最近のメタルボックスコンペのレベルの上がり方は異常。
ってか、前にコンペは気楽に作品を持ち寄る場で、コンテストこそがガチという話をきいたことがあるんだけど
気楽に作ってる人なんて居たか?(笑)
他の方の作品はメタルボックスのブログ参照ということで
その1
その2
店長と同じキットを作ってるとは思えんな・・・

と言うわけで、年内のプラモ製作はこれで完了。
あとは原型製作に集中・・・のはずなんだけど、もしかしたら何か作るかも。
まぁ、それも仕事次第ではあるんだけどさ・・・
posted by HAGER管理人 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 模型製作

2015年11月07日

ZAOD2015に行ってきた

今日は東京秋葉原にほど近いアーツ千代田3331にて第6回ZAODが開催。
翌日が神戸でトレフェスということもあって当初不参加のつもりだったんだけど
フォンタナさん主催のガトリングコンペで、CIWSタートルがまさかの立体部門一位を戴いてしまい
ZAODでガトコンコーナーが用意されるということで参加する流れに(笑)
参加申込はすでに終わっていたんだけど、柔軟に対応いただいた運営の方々には頭が上がりません。

で、参加することは決まったんだけど、せっかく東京まで行くのに持っていくのが亀一つってのもどうかな?と思い
過去作のHMMゴジュラスベースのデスザウラーとライジャー風味ライガーゼロ「E-09」を持っていくことに。
ただ、デスザウラーはともかく、「E-09」の方は単体だと微妙なところだったので
制式採用された方の帝国版ライガーゼロである「イクス」を追加製作し、簡易ディオラマ仕立てにしようと考えた。
参加が決まってから作り出したから、製作期間は一週間。(←またかよ)
とは言っても、「E-09」製作後に「ライバル機もそのうち作ろう」とトミー版の「イクス」は購入済みだったので
あとはライガーゼロ本体を買ってマッチングさせるだけだったんだけどね。
以下、製作のタイムスケジュール(笑)

10/28(水)
参加の流れになりつつあったのでライガーゼロ購入。
何故か日本橋の模型店を探しても素体のが無かったので、イェーガーを購入。
これでウチには使ってないパンツァーとイェーガーのCASが丸々残ってるぜorz
帰宅後、参加申し込みを行なって素体の製作開始。その日は顔〜胴体と前足のみパチ組み。

10/29(木)
帰宅後に残る部分の組み立てとトミー版イクスとのマッチングを開始。
パーツ寸法的にはバッチリで不要部分を削り飛ばすだけで取り付けできそうな感じ。

10/30(金)〜11/01(日)
週末を丸々費やしてマッチング作業完了。
プラサポをジョイントに瞬間接着剤やシアノンでトミー版のパーツを固定。

各部のフィンをシャープ化しようかとも考えたけど、放熱板ならそこまで尖らなくても良いだろうと言い訳してスルー(笑)
その理屈だと腹部に接続されてるエレクトロンドライバー兼スタンブレードは尖らないといけないんだけど
表面にいろいろモールドが入ってて削るの大変そうだったので、二本のブレードの間から弾体や刃を形成するというオラ設定を発動。
ブレード間にMSGやらスプリングやらを詰め込んでそれっぽくしてみた。
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当初は砲身を光らせようとミライトを仕込もうかと思ったけど、日本橋では見つからなかったので断念。
代わりに魂ステージの電撃エフェクトがあったので、これを使う方向にスイッチ。

あとはエロクトロンドライバーを接続するアームが長すぎたので詰めたぐらいかなぁ?
本当にパーツ寸法はHMMにピタリと合うので他は特に苦労は無かった。
当然、各パーツは取り外しできるので、素体状態にすることも可能。

製作の際にはライガーゼロコレクティングのシュウヤマさんの作品をかなり参考にさせていただいた。
作ってる途中にそのシュウヤマさんが、新規でイクスを作ってくるのを知ってかなりプレッシャーだったけど(笑)
そして途中写真撮ってないorz

11/2(月)
仕事から帰宅後に塗装開始。
「E-09」との絡みでイクスはPK師団仕様にするつもりだったので、赤が乗る部分の下地塗装を実施。
思ったよりパーツが多くて結構大変。

11/3(火)
本格的に塗装。
赤以外は黒と黒鉄色なので塗るのはラクだったけど、赤の色味がかなり難しい。
アイアンコングPKと色を合わせたかったので横にパーツを置いて調色したんだけど、結局ドンピシャな色は作れなかった(泣)
しかも写真に撮ったら実物とは全然違う色になるし・・・
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肩?のクリアパーツはもともとスモークブラックにしてたんだけど、あまりにも地味になったので
急遽ドボンしてクリアグリーンに変更した。
その過程でホコリを巻き込みまくって後日コンパウンドで磨くハメになったけど、結局綺麗にはならなかったなぁ(泣)

マーキングはPK師団のマークのみアイアンコングのシールから拝借して、
あとはHQパーツのデカールを中心に手持ちのをペタペタと。
番号(115)なんかはタミヤ2号戦車の死にかけてたデカールだったり(笑)

で、完成〜と思ってTwitterにも上げたんだけど、この時点ではツヤ消してなくて
「E-09」との絡みを考慮してツヤ消したら一気に地味になった(泣)
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まぁ、そんなに綺麗なグロス塗装でもなかったし、作品の統一感という意味でもこの方が良かったけどね。

11/4(水)〜11/6(金)
ツヤ消し塗料がかかってしまったクリア部をコンパウンドで磨いたり、
デスザウラーやE-09の脆弱な部分を補修したり、簡易なベースを作ってたりしてたらあっという間に出発前夜。
いろいろ物足りないけど、時間の限りでは頑張った。


と言うわけで、久々にワンフェス以外で上京。
朝7:00の新幹線に乗るべく、5:30に起床して出発。
新幹線は普段爆睡してるかメンバーと喋ってるので、初めてゆっくりと車窓からの景色を見れた。
うん、この距離を自転車で24時間で走破するのはありえなさすぎる(笑)

9:30に東京駅に到着し、山手線で秋葉原へ。
会場は末広町のまだちょい北なので、駅からちょい歩く。
普段は秋葉原に来ても末広町あたりまでしか行かないので、「こんなところまで人来るのか?」とか思いながら会場に到着。
すでに会場は開いてたので、運営の方に無理な参加への対応についてお礼を言いつつ受付。

ほどなくして設営が始まり、周りにどんどん凄い作品が構築されていく。
私も自分の作品を組み立てるんだけど、傍に立てるつもりだった作品説明のPOP(吸盤付きクリップを使うつもりだった)が
布製のテーブルクロスで立ってくれない(泣)
亀はともかく、「E-09」とか知らん人が見たら意味不明だぞ、これ(笑)
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テーブルの前に付けようかと思ったけど文字が小さめで読みづらいし、エントリーシートやプロフィールシートもあるので展示は断念(泣)
悔しいのでここで晒す(笑)

晴天の傘
帝都の老獅子

亀の方は読めば分かる(と思う)けど、ライガーゼロのほうは補足しないと何が老獅子なのか分からんことに今気付いた(笑)
「E-09」は正式採用されなかったライガーゼロのCASなのは書いたとおりだけど、
これが配備された首都防衛隊というのが二線級の機体ばかりが集められた戦力としては期待できないお飾りの部隊。
対して、イクスが所属するPK師団と言うのは帝国宰相プロイツェンの親衛隊というか私兵集団で、最新鋭機体が優先的に回される部隊。
で、そのPK師団がプロイツェンに呼応して帝都で反乱を起こしたわけで、言わばベルリンで国民義勇隊に武装SSが襲い掛かるようなものだね。
何でプロイツェンが反乱を起こしたのかは、書くと長くなるので知らない人はググって(笑)

ただ、この時のプロイツェンは帝国首都になだれ込んでくる共和国軍・帝国軍もろとも帝都を吹き飛ばすつもりだったので
帝都で蜂起したPK師団は捨石になることを覚悟した老兵ばかりで構成されていたんだよね。
で、冒頭に出てくる迂闊なケーニヒさんは、帝国の高速ゾイド部隊の教官でE-09のパイロットの元同僚。
帝都での蜂起を計画した際に弱兵の首都守備隊の中で脅威になりそうなE-09を抑えるべく志願したという設定。
PK師団主力のアイアンコングだとE-09の相手はちょっと厄介だと思うしね。
と言うか、イクスは真の主力である鉄竜騎兵団の所属だから本来は帝都に残ってないと思うんだけど
ライガーゼロ・コレクティングの時に設定に書いちゃったから(笑)セルフフォローということで。

そんなこんなでバタバタしてたけど、周りの皆さんもかなり苦労してる模様。
私のはコンペとかに持っていくために比較的組み立て&分解がしやすいように作ってるんだけど
皆さん限界まで攻めてるから、絶妙なバランスで組まないと立たない作品も結構あったらしい。
極めつけはアシュレイさん作の全高1.8mぐらいあるペーパークラフト(!)デスザウラー。
組み立て時はまさしく「建造」といった雰囲気だった(笑)
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そしてその建造を手伝ってる間にZAOD開幕。

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開幕してみるとひっきりなしに人が来て、会場内は常にごった返してる状態。
まぁ、参加者があまり動かなかったので常時50人ぐらいは常駐していたと思うけど
それ以外の見物の方もかなり多かった。
日本橋で開催した第5回の時より混雑してたんじゃないかなぁ?
(後日、運営からの発表で参加者、来場者ともに過去最高だったと発表あり)
何にしてもすごい人出だった。

隙を見て昼飯がてら秋葉原をぶらり。
小さな中古屋で組み済みの新世紀版ゴルドスとディメトロドンを発見し、
ディメトロドン3000円は即決、ゴルドス8000円は10秒ほど迷って購入。
ディメトロドンはともかくゴルドスは日本橋では永らく見てないから
このチャンスを逃したら今後手に入ら無さそうだったんだよねぇ。
初めて買ってもらったゾイドだから割と愛着もあるしさ。
これで満足してしまったので、他はコミックZINでロングライダーズ5.5を買った程度で会場に帰還。

16:00から17:00は会場の警備当番だったけど、特に何が起こるわけでもなく時間が過ぎ
18:00にZAODが無事閉幕。
作品を眺めてると思いの外時間が早く過ぎた。
Twitterでフォローしてもらえてる人とも交流できたので楽しい一時だったよ。
皆さんの私の認識が揃って「海亀の人」だったので、コンペの影響力すげぇと思ったが(笑)

皆さんは片付け後打ち上げだったけど、私は翌日神戸で開催されるトレジャーフェスタに行く予定だったので
片付け完了後早々に撤収。
同じく大阪のゾイダーR.のぶおさんとしばしラジオ会館をぶらぶらし、20:10の新幹線で帰阪。
23:00すぎに自宅に無事到着。
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思いの外疲れたけど、ゾイド成分を存分に吸収できた一日だった。
次のZAODがいつ、どこで開催されるかはまだ未定だけど、次も何か作って参加したいところ。
まぁ、ネタはもう考えてるんだけど、果たして作るヒマがあるかどうか・・・
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2015年10月10日

思い立ったが五ヶ月

宇治川を遡上して滋賀行きを思い立ち、宇治まで行ったのが今年5月末
ここのところの宇治行きでようやく目処もついてきたし、三連休で天気も良くもなく悪くもなくという自転車乗るにはちょうど良い条件だったので、
ワンフェスの本申請スケジュールには目を瞑って(またか)ついに滋賀行きを敢行。
まぁ、ユーフォニアムの版権が通ってればそんな暇も無かったんだけど、幸いにも(?)落ちたので
気持ちに余裕ができたってのもある。
なお、スケジュールの余裕は全く無い(ダメじゃん)

前回10時に宇治集合で時間的に微妙だったので、今回は5時起き6時出発で9時に宇治入りという計画。
これで昼前には大津に入れるんじゃないかという計算だったんだよね。
しかし、前日にドラゴンズドグマで面倒くさいことになって、結局寝たのが2時だった時点でその計画は崩壊。
結局6時半起き、7時出発と言う前回と同じスケジュールになってしまった(泣)

7時出発で例によって天満橋のコンビニで物資の買出しをして、大川CRに突入。
7:30ちょい過ぎに淀川CRに移行.
20151010a.jpg
・・・と、ここで自転車(ロードとクロス)で立ち往生してる母娘らしき二人連れが。
お母さんらしき人のクロスがペダルが上手く回らず漕ぎ出せないとのこと。
見るとチェーンの位置と変速機の番号が合ってなかっただけだったのでサクッと直してあげた。
娘さん、ロードに乗ってるのに分からなかったのが不思議なんだが・・・初心者でいきなりロードな人だったんだろうか?
ちなみに母娘と言っても娘さんが大学生or社会人ぐらいな感じだったので、ロリの血が騒いだわけじゃないのであしからず(笑)

良いことすると気分が良いので、微妙な向かい風の中をちょい重めのギアでガシガシ回す。
でも第一休憩ポイントの関西医大到着が8:40。
そこで10分休憩して、御幸橋通過が9:20と前回とほぼ同じペース。
20151010b.jpg
ただ、そこから前回・前々回と使用した府道81号を使用せず、宇治川CRに入ったのが間違い。
国道1号と交差する箇所にまともな道が無く、堤防下の畦道みたいなところを自転車押して歩いたり
宇治川が湾曲して流れてるから結局遠回りだったりとイマイチな結果に(泣)
前回が宇治に10:00着だったのが、今回10:30だったからなぁ。

でも、5月にこの辺通った時に遠くからしか撮れなかった澱川橋梁が間近で撮れたのは良かった。
やはりこういう大型建造物は良いよね。
20151010c.jpg
JR側から宇治橋を撮ったりしてから天ヶ瀬ダムへ。
20151010d.jpg
今回は前回の宇治川西岸(府道3号)ではなく東岸を使用。
20151010e.jpg
これが途中の橋(天ヶ瀬ダムを正面から見れる)まではとてものどかな道なんだけど、そこからダム上までがつづら折りの急坂。
しかも今は工事中で通り抜け用の細い通路しかなく、まともに自転車では通れなかった。
工事区間が終わったらいきなり急坂が始まるから登るの大変だしね(泣)
結局押してダムまで上がったよ・・・多分ここが今日で一番疲れた。
自転車で上がるなら府道使うほうが絶対にラクだと思う。

ダムで一休みして11:00に出発。
そのまま府道3号を走るわけだけど、これがもうすごい山の中(笑)
20151010f.jpg
道自体は概ねフラットで交通量も多くない(その代わり通る車は大抵かっ飛ばしてる)ので走りやすいんだけど
風景的には面白くなかったかなぁ?

天ヶ瀬ダムを出て30分ちょい、曽束大橋を渡って少し行くとついに滋賀県の看板キター!!
ってか、こんな山奥で大津市ってのもどうよとは思ったけど(笑)
20151010g.jpg
引き続き府道3号を走行し、ダムから1時間ほど走ると山と川しかなかった風景が開けてくる。

瀬田川洗堰を撮影したりしつつ進んでいくと、京阪石山坂本線の終点石山寺に。
20151010h.jpg20151010i.jpg
珍しく?両ホームに電車が止まってたので撮影しといた。
ここでユーフォニアムのラッピング電車だったら完璧だったんだけど(笑)

ちなみに石山寺自体は何か山の方にあるみたいだったのでスルー(笑)
ってか、今回は寺関係がことごとく山の方にあったのでどこにも寄ってないよ・・・

石山寺の駅からしばらく行くと瀬田唐橋。時間は12:30。
20151010j.jpg
う〜ん、思ったよりダムから時間かかるなぁと、ここでサイコンみたらすでに出発から75km!?
出発前にルートラボで確認した時には全行程で130km少々だったはずなんだが・・・
どこかでルート計算間違えてるか?とか瀬田唐橋の傍らのベンチで休憩してると
相崎からメールが来たので折り返しで電話。
相崎も今日は阪南市方面に遠出してるらしい。
結構な長電話になって走り出したのは12:50。

とりあえず相崎からの頼まれモノを買うためにBOOKOFF大津石山店に行く必要があったので国道1号線を目指し
国道422号(同じ道だけど府道3号→県道3号→国道422号に変わる)を北上。
で、ちょうど国道1号との交差部分でケンタッキー発見!
途中ちょこちょこパンを食ってたとはいえ、時間が13:00でさすがに腹が減ってたのでここで昼食。
いやぁ、ケンタッキーとか久々に食べたよ。
値段とボリュームのバランスはイマイチだったけど美味かった。

ケンタッキーでちょい休憩して国道1号との立体交差に上がる。って、この道西方向に自転車走行できないじゃん!
京都でもそうだったけど国道1号は車に特化しすぎてやしないかい(泣)
やむなく湖岸道路(県道102号)を走り、
20151010k.jpg20151010l.jpg
迷いながらもBOOKOFF大津石山店へ。
お目当てのブツは無事GET。
他にめぼしい物も無かったし、時間も予定より押し気味だったので大津に向けて国道1号を走行。

14:00すぎに大津の滋賀県庁に到着。
20151010m.jpg
これで滋賀は制覇だ!!琵琶湖とかこれっぽっちも走ってないけどな(笑)
大津は地味に高低差があって疲れた身体にはキツかったし、あんまりヲタ的な匂いもしなかったので早々に退散。
国道1号を走行して今回一番の懸念、逢阪峠に突入!
・・・と思ったけど、前回の天ヶ瀬ダムと同様、何かあっさり登れてしまった(笑)

まぁ、それなりにしんどくて速度も出なかったけど、時間にして15〜20分程度だったんじゃないかなぁ?
あと大津→山科方面だと歩道があったので、車を気にせずゆっくり登れたのがよかった。
実際、山科→大津に走行してる人もこっちの歩道走ってる人多かったしね。

と言うわけで、京津線大谷駅を通過するとあとは下り。
途中、府道35号、国道1号を経由して京都外環状線を南下、六地蔵へ向かったわけだけど
大谷駅から府道35号を走ってる間はずっと下りだった。そりゃもう「こんなに登ったか?」と思うぐらい(笑)
次大津行く時(そんな機会あるか分からんが)も絶対宇治川ルートにしよう。

京都外環状は交通量も信号も多いので速度は出ず、六地蔵に着いたのは15:30。
ここで木幡の京アニショップを覗いてみようと京阪六地蔵から南下したつもりが
どこをどう間違えたのか桃山南口の方に行ってしまった。
素直に府道7号を南下してれば良かったのに・・・

もう一度戻る気力も無いのでそのまま西進して観月橋を渡り、来た時通った宇治川CRに復帰。
例の国道1号をくぐる畦道を自転車を押して渡り、御幸橋に16:00過ぎに到着。
ここまで来たらもう勝手知ったる道。
16:30に出発して府道13号を南下して17:00過ぎに関西医大通過。
国道170号経由国道1号を走行して18:30にメタルボックスに到着。
そのまま閉店までダベりつつ休憩し、20:30に自宅に帰還。

今日の結果は
走行時間:8:11
走行距離:143.04km
平均時速:17.4km/h

今年3月の奈良行きの127.74kmを上回る過去最長記録だったけど、あの時ほど疲労はひどくない。
まぁ、前二回の宇治行きみたいにほぼ疲れ無しとはさすがに言えないけど、
ブッ倒れるほどではないほど良い疲れという感じかな?
今日はよく寝れそうだ。

と言うわけで、ついに近畿制覇まで和歌山を残すのみとなったわけだけど、
その前に完全放置してる艦これの原型を頑張らないと。
明日明後日で何とかなるかなぁ・・・
posted by HAGER管理人 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車

2015年09月30日

共和国軍でも駄作機ですいません

昨年に引き続き、今年もフォンタナ氏主催のゾイド「ガトリングコンペ2015」に参加。
今年のお題は「ガトリング」とうことで、元々ガトリングを装備してる機体でも新たにガトリングを装備しても良い模様。
ゾイドとガトリングと言われると真っ先にダークホーンが思いつくけど
それは他の人も同じだろうし、前回が(一応)帝国ゾイドだったので今回は共和国にしようかな?と。

ちょうどガトコンの発表があった頃、メタルボックスで店頭見本用の組立済キットのワゴンセールをやってて
そこでHMMのアイアンコングとカノントータスを買った時に、
「シュバルツコングは誰かやるだろうし、カノントータスのカノンをガトリングに替えたらお手軽かなぁ?」と考えたのが今回の基本コンセプト。
他には帝国共通コクピットを付けたHMMクオリティ(当然フルスクラッチ)の超格好良いグライドラー(笑)とかも考えてたけど
猛烈に忙しかったのでこちらはボツに(泣)

そんな感じでプランだけはあったんだけど、7月以降は仕事→ワンフェス→ウィーゴパーティ→旅行→T&A製作会といろいろあって
実際に製作に入れたのは9月に入ってから。
9月上旬にこれを片付けて、中旬から前回の日記に書いた宇宙世紀コンペの製作に入るという強行スケジュール。
実際、製作期間はほぼ一週間(笑)
それでも前からスケジュールがズルズル遅れててヤバいなぁと思ってたら、フォンタナさんが期日を延長してくれた!!
私のために延長してくれたわけじゃないけど、ありがとうフォンタナさん!

そして、宇宙世紀コンペが終わった後(9/27)から塗装開始。
その日のうちに基本塗装、翌日仕事から帰宅後細部塗装&デカール。
翌朝ツヤ消し吹いて、帰宅後撮影して投稿と言うなかなかの強行軍だったとさ。

で、唐突に塗装直前写真(笑)
20150929a.jpg20150929b.jpg

名前は「CIWSタートル」
「CIWS」(シーウスと読む)というのは「Close In Weapon System」の頭文字。
防衛網を抜けてきた対艦ミサイルを最終迎撃する近接防御火器システムのことで、護衛艦にも搭載されてる「ファランクス」が有名。
「タートル」は言わずもがな、海亀のこと。
HMMのカノントータス見たときに「海亀っぽいな」と思ったのよ。トミーのは完全に陸亀だけど(笑)

で、前述の通りカノントータスのカノンをガトリングにするのは決めてたんだけど
設定が無いと作れないのが私の悪いところ(笑)
そもそも何のためにガトリング積むの?というところから考えた結果が、「艦隊をシンカーのミサイル攻撃から守る」という設定。
旗艦のウルトラザウルスは対空兵装少ないし、バリゲーターは対空ミサイルしかないし、スネークスにいたっては対空兵装無さそうだし(笑)
頼みのバリゲーターもフロレシオ海戦でシンカーに一方的にボコられてるので防空能力の強化は必要かな?と。
海亀っぽいHMMを海亀にしてしまうのもここで決定。

設定を考えたら今度はデザイン考案。
CIWSとして使うには音速を超えて飛んでくるミサイルに対応するために高速旋回できる性能が必要。
で、カノントータスの砲塔を見ると、重厚でいかにも旋回遅そう(笑)
加えて、元々のカノンに匹敵する大きさのガトリングだと威力はあるだろうけど肝心の発射速度や携行弾数が落ちそうなので
小口径かつ長砲身(初速と弾道安定性が上がる)のガトリングを高速旋回できる機構にするように決定。

当初はファランクスみたいなのを砲塔を撤去した場所に置こうかとも思ったけど、格好悪い上に海亀っぽくなかったのでボツ。
で、考えたのは海亀っぽい背の低い甲羅にガトリングを収納して使用時に展開する方法。
これならデザイン的にも問題なし。
問題は工作期間(泣)

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ガトリングの弾倉はウェーブのタンクの一番デカいのを胴体内に収納。
それに伴い、胴体中央にあったゾイドコアは首の後ろに移設。
このスペースはもともと首を引っ込める場所だけど、海亀は首引っ込まないからね。
で、その弾倉から揚弾するために、もともと砲塔が付いてた場所をくり抜き旋回ターレットをプラ板で作って展開用アームの基部を取り付け。
揚弾ベルトはコトブキヤMSGのベルトリンクにしようと思ってたけど、ガトリングに対してゴツすぎるので、1mmスプリング2本にしといた。

20150929c.jpg
ガトリング本体はMSGのガトリング(先端だけあるやつ)の一番小さいの+1mmプラ棒で製作。
甲羅の一番上になる部分は同じくコトブキヤのエクシードバインダーを加工して使用。
で、これとカノントータスのもともとのボディが繋がるよう、0.5mmプラ板を現物合わせで貼り、それっぽいディティールでデコレートした。
ちなみにカノントータス本体のディティールはいかにも陸上兵器っぽかったので、ほぼ削り落として穴は埋めてる。

20150929p.jpg
海亀の甲羅は後ろが尖っているので、こちらも0.5mmプラ板で延長しカノントータスの後部にあった丸モールドを塩ビパイプにくっつけてノズルっぽく処理。

20150929e.jpg20150929f.jpg
前足はこれまたエクシードバインダーを使用。
2セット使って本来翼になる部分を外装で挟んで、空いた隙間に関節やらノズルを仕込んで間延びするのを防いでる。

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後ろ足は前足では挟んでた翼をそのまま使用。
接続部はフレームアームズで大抵不要部品になるアーキテクトの背部パーツ(笑)

20150929h.jpg
CIWSなので独自レーダーが必要と言うことで、カノントータスのアンテナをHIPS関節で取り付け。
皿型レーダーは今回唯一のガンプラ、ジャイアントガトリングの弾倉部分から拝借。
ここまで来て、あまりに火力が貧弱なことに気付いて、カノントータスの対空砲をそのまま流用。
これでシンカー本体も(多分)落とせる(笑)

塗装は初期共和国のくすんだ青と現用艦っぽいグレーということで、ミディアムブルーと軍艦色(1)で。
ミディアムブルーが思ったより青くてちょい鮮やかすぎたかも。
レーダー部はグランプリホワイトで、センサー部にアクセントで赤のメタリックシールをペタペタと。
デカールは初期ゾイドっぽくもっとゴテゴテ貼っても良かったけど、前述の通り時間が無かったのであっさり目に抑えた。

と言うわけで完成。
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設定としては本土に攻め込まれた共和国軍が一発逆転を企図して帝国領への迂回上陸を実行したミーバロス上陸戦に投入されたということにした。
ここで作戦失敗したら共和国は致命的だろうから、上陸艦隊の安全は何があっても確保しないといけないだろうしね。
ご存知の通りこの作戦は大成功で、共和国領に攻め込んでいた帝国軍は退路を絶たれることを恐れて撤退。
その後は帝国領内での戦いになって帝国の敗北へと向かうわけだけど、陸での機動性がフロレシオス並なコイツだと上陸後はロクに動けない上に
陸戦ゾイドを相手にするには火力がなさ過ぎるので、上陸後は役に立たなかっただろうなぁと。

結局帝国軍が暗黒大陸に逃げるまでは沿岸警備ぐらいしかやることがなくて、帝国軍が戻ってきた後はウオディックの重装甲には太刀打ちできないから
追加生産もされなかっただろうという、いつもの駄作機オチ(笑)
まぁ、優秀だったら正式採用(=製品として発売)されてるはずだから、それがないということは不採用だったということで。

それでもミーバロス上陸戦のときに活躍できてれば良かったんだけど、三式氏製作の同人誌「ゾイドバトルリサーチ」によると
ミーバロス上陸戦前には戦闘が発生してないことになってるんだよね。
確かにバトストでも完全な奇襲みたいな記述だから、結局コイツは一切活躍しなかったということに・・・
戦間期にゲリラ相手に沿岸警備で頑張ってたということにしといてください、はい。

というわけで、Crazy September(戦車一両+ディオラマ、ガンプラ4体、HMMゾイド一体)はこれで終了。
あとは十月半ばのワンフェス本申請までに原型三体をでっち上げるだけ!!
いやもう、間に合うの?それ・・・

P.S.
twitterで主催者のフォンタナさんから、同作のタイトル「晴天の傘」の意味を訊かれました。
向こうでも返答して座布団10枚貰いました(笑)が、一応こちらでも。
「晴天の傘」は「無用の長物」という意味です。
また、防空担当の艦のことを「艦隊の傘」と呼ぶので、それにも掛けてるわけですね。
共和国艦隊としては無用に越したことはないわけですが、兵器というのは難しいものです・・・
posted by HAGER管理人 at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 模型製作

2015年09月27日

俺達の戦争はまだ終わっちゃいねェんだ!!

今日はメタルボックスで宇宙世紀コンペ(0093〜0096)が開催。
0093〜0096ということは、対象は逆シャア〜ユニコーンということになるわけだね。
まぁ、逆シャアはともかくユニコーンは旧MSのオンパレードだから、実質逆シャア以前の宇宙世紀ほぼ全体になるんだが(笑)

で、私のネタとしては、前回の宇宙世紀コンペ(0087〜0083)終了時に予告された時から決めてたんだけど
ユニコーン4話でのセリフ「動く戦争博物館かよ!」を再現しようかと。
しかもただMSを並べるんじゃなく、劇中で猛威を振るってたバイアランカスタムを撃墜して
その周囲に集まってるシーンにしようと思ってた。
当然旧キットで(笑)

製作するMSの候補としては4話地上戦に出てきたMS。
水泳部はあまり好みじゃないので除外して、私の所感は以下。

 ザクスナイパー :ある意味主役なので、これは確定
 グフ重装型   :戦闘してないので除外かな
 マラサイ    :キットもあるので確定、旧キットは顔と胴体弄れば何とか。
 ザクキャノン  :これもキットあるし、何度か作ってるので大丈夫
 G型ドワッジ  :これも以前H型作ったしOKOK
 ドムトローペン :キットあるけどHGUCだし、出来がなぁ・・・
 ディザートザク :キットあるけどかなりキツい。でも機体は好きなのでまぁ頑張る。
 ザクFZ    :これも旧キットは結構しんどい。ベストはHGUCとニコイチだが・・・
 紫イフリート  :素イフのガレキは出てるけど多分そこから大改造(泣)そもそもガレキ持ってない。
 ガルスJ    :意外と出来は悪くないんだよ、可動が終わってるけど(笑)
 ガルスK    :系列機だけど、ほぼ全身作り直しになるはず・・・
 デザートゲルググ:これも全身作り直しになるよなぁ。一番近そうなのはHGUCのゲルググだけど。

と言うわけで、
 ■製作確定
   ザクスナイパー
   マラサイ
   ザクキャノン
   G型ドワッジ
   ディザートザク
   ガルスJ
 ■時間があったら
   ドムトローペン
   ザクFZ
   ガルスK
   ディザートゲルググ
 ■製作見送り
   グフ重装型
   紫イフリート
ってな感じのことを考えてたのが2014年6月末(笑)
この時すでにザクキャノンの製作始めてるし。
キット自体は大半が在庫にあるし、足りないのも程なく集まったので準備は万端!

でもこの間2回のワンフェスがあり、かつ本業が多忙を極めた上でコンペやら何やらに参加してたので
上記のザクキャノン以外はガルスJをちょっと弄った程度で、気がつくとすでにコンペ二週間前!
この時点で時間は無いのでドムトロ以下は諦め、製作確定分に絞ることに。
それでも6体あるけど、ザクキャノンとガルスJはほぼ形になってるし、
旧キットは関節さえ気にしなければ二日あれば形に出来るから何とか間に合うかと。

問題はバイアランカスタムとベース。
元々は大型のベースの中央に撃墜されたバイアランカスタムを置いて、その周囲にドヤ顔のジオンMSを並べるつもりだったけど
バイアランカスタム組んだらむっちゃデカい(笑)
これが横たわってるベースなんて作ってると確実に間に合わないので方向転換。
100均で売ってたクリアケースの土台部分を複数使って、一機ずつのヴィネット風味にすることに。
これだと全部が間に合わなくても一部で出品できるしね。
その代わり、バイアランカスタム一機を五体バラバラにして使うってのもどうかと思ったので
ヤラレ役にベースジャバーとジェスタを追加(笑)

■ザクスナイパー
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 HGUCのライフルとバックパック、右膝を流用する時点で、HGUCをそのまま作るか迷ったけど
 パーツ取っても旧ザクとしては組めるだろうからとコンセプト通り本体は旧キット。
 もっともパーツ差し替えになっててHGUC旧ザクとしては組めなかったけどね(泣)

 本体は肩口をハの字に切る伝統的工作の他は脚の動きに干渉するスカートの切り離しと頭部を後ろがすぼまるようクサビ状に詰めたぐらい。
 ただしキットの関節はほぼ使わず、各部位にプラ角棒とプラサポを仕込んでアルミ線で繋いでいるのみ。
 これは他のもすべて共通。
 頭部のカメラは適当なアフターパーツを組み合わせて製作。

 ポーズは撃墜したベースジャバーの上に座らせるつもりだったけど、パーツの形状的に不可能だったので
 中途半端な立ちポーズになってしまったのが残念。
 膝と足首が思った以上に曲がってくれなくてねぇ(泣)

■ディザートザク
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 元になったザク・デザートタイプの頃からそうだけど、このキットは胴体が短くて太い。
 しかもディザートザクになって、胸部前面が大きくなって腰横に追加パーツが付くのでますます太くなる。
 なので、基本的にプロポーションは弄らないようにしてるんだけど、これについては胴体を上下に分けて、
 上半身は左右でも割って3mmほど詰める。
 それとは逆に上半身と下半身の間は3mm延長。
 これでプロポーションは多少マシになるはず。

 他はモノアイをプラパイプ+HQパーツにした以外はキットの形状のまま。
 いや、本当にパーツ個々の形状は悪くないんだって。
 手にはバイアランカスタムの頭を持たせてみた。
 あんまり目立たなくて、これまた残念。

■G型ドワッジ
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 元キットのリックドムが旧キット屈指の出来なだけに形状は問題なし。
 脚の関節だけなんとかすれば格好良くなるので、ここをメインに調整したのみ。
 足元にジェスタを転がして、コクピットあたりにヒートホークをブッ刺した。

 ヒートホークはドワッジが劇中で使ってた両刃タイプのにしようと思ってたんだけど、
 それが再現できるシステムウェポン002のヒートホークセットがかなり貧弱(泣)
 なので、システムウェポンの両刃ヒートホーク基部に、ジャンク箱に余ってたMG1.0ザクのヒートホークの刃と柄を移植。
 やはりこれぐらいないとガンキャノンディティクターの頭部をカチ割れないよね(笑)

 あとはディザートザクと同じくモノアイをプラパイプ+HQパーツにしたのみ。
 本当にこのキットは優秀。
 H型ドワッジが欲しい人的にはダメキットだけど(笑)

■マラサイ
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 キットの完成見本の写真映りが最悪なので私もダメキットと思ってたけど
 以前ガーベラ・テトラ作った時に触ったらパーツ自体は意外に悪くないように感じたので
 気になる上半身の幅詰めとモノアイ周りに手を入れてみた。
 結果は思った以上で、今回作った中で一番見れる出来になったと思う。

 武器は左手のフェダーインライフルは旧キットのガブスレイから。
 右手のウミヘビははじめ自作も考えてたけど、思った以上に面倒な形状だったのでHGUGマラサイ(UC仕様)から流用。

 問題のバイアランカスタムは全身使うんじゃなく象徴的な部分(=腕)だけ使ってベースに。
 地味に組むのに時間掛かったバイアランカスタムだけにブッた斬るのは勿体無かったけどね。

で、先行してたはずのザクキャノンとガルスJは間に合わず(泣)
ポーズがいまいち決まらなかったのと、手に使うはずだったコトブキヤの丸指ハンドAがどこも品切れで・・・
在庫分だと上記4機が精一杯だったんだよね。
まぁ、時間的な問題が一番の理由だったんだけどさ・・・

塗装は当初シリコンバリアを使った剥がし塗装を考えてたんだけど、試行錯誤する時間が無さそうだったのと
マスキング必須の旧キットだと難しそうだったので、今回は見送り。
結局、エヴォブラック+オキサイドレッドで作ったベースカラーを全体に塗って、上から基本色を塗るエセMAX塗り(笑)
もうちょい発色させるつもりだったけど全体的に暗くなってしまったなぁ。
ちなみに4機も塗ったのに使った色はほぼ3色だけという・・・

20150927q.jpg

と言う感じで完成した作品をイベントに持っていったわけだけど、何か旧キット率高い(笑)
しかもみんなほぼ同じ色だし、どうしてこの店のコンペには白いのとか赤いのが少ないのか・・・
詳しくは例によってメタルボックスのブログ参照ということで。
レポート1
レポート2

あとは締切が延びて猶予ができたゾイドの仕上げと原型製作。
ゾイドは実は工作は終わってるので後は塗装だけだけど、あと半月で原型手付かずなんだよなぁ。
さて、間に合うのか・・・
posted by HAGER管理人 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 模型製作

2015年09月21日

ついに難関(?)突破!

先日の宇治行きの帰りにルートミスで登らされた山之上北町の坂だけど、ここの斜度を調べてると実は
宇治から天ケ瀬ダムへ上る道とほぼ同じ斜度(4%=100m進む間に4m登る)なことが判明。
かねてから考えていた宇治川ルートでの滋賀行きでは天ケ瀬ダムへの登りが最大の難関と目していたけど
山之上北町の坂をインナー使わずに登れたということは、天ケ瀬ダムも行けるんじゃね?
ということで、ついに宇治川沿いでの滋賀行きを計画。

懸念していた仕事も無事終わってシルバーウィーク後半は休めることになったので
模型関連のスケジュールには目を瞑って連休中日に決行することとなった。
久しぶりに自転車に乗りたいということでPHOTONTYPE改めo9dも同行することに。
彼は奈良からの出発なので、ひとまず宇治の縣神社で10:00に待ち合わせすることになった。

出発は朝7:00を予定してたけど、ちょっとバタバタして10分遅れで出発。
微妙な向かい風でスピードが上がらないものの、8:40に関西医大到着、10分休憩後
9:20に御幸橋通過、10:00にJR宇治駅到着と概ね想定通りのペースで到着できた。
まぁ、そのあと縣神社まで迷って結局出発時の遅れそのままの10分遅れで集合場所に着いたわけだが(笑)

ただ、集合場所にo9dが居ない。
程なくしてメールが来て近くのコンビニまで来たものの、そこから道を間違えて山城運動公園の方まで行ってしまったとのこと。
彼が来たのはさらに10分遅れの10:20。
せっかくだからということで縣神社に参拝。
神社で飼ってる?犬のだらけっぷりが実に平和だった(笑)

結局ダムへ出発が10:30。
平等院に入る車列の傍らを抜け、府道3号を走行。
当初若干下りだった道が登りに転じスピードが出なくなってくるけど回せないほどの坂じゃない。
坂に強いo9dはとっくに見えなくなっていたので、遅いママチャリ程度のペースでのんびりと坂を上る。
横に見える宇治川がどんどん下になっていくんだけど、そこまでキツく感じないのが不思議なところ。

でも汗が出てきてそろそろ暑いと思い始めたころ、道路脇にo9dがニヤニヤしながら待ってた。
あまりに遅いから焦れて戻ってきたのかと思ったけど、横を見ると天ケ瀬ダム管理事務所の看板が!
あれ?縣神社からまだ15分程度しか乗ってないよ?
まぁ、登りの距離は3km程度だからそんなものなんだろうけど、思ったよりあっさりと着いてしまった。
20150921a.jpg

これまたせっかくだからということでダムを見学することに。
京都の市街地からそんなに離れてないのにダム周辺の光景は結構雄大で、ダムから周辺の写真を撮ってると
二人とも妙に満足してしまった(笑)
20150921b.jpg20150921c.jpg20150921d.jpg
ひとしきり歩いてちょい休んだ時点で11:30。
ここから滋賀の大津まで概ね20kmで、海抜的にはほぼフラットだけど微妙にアップダウンがあるだろう道を考えると
大津着は13:30〜14:00。

そこから来た道を帰るにしろ、逢坂山を越えて山科経由で帰ってくるにしろ、
帰路が時間的に微妙ということで大津行きは諦めて宇治観光をすることにした(笑)
o9dも宇治は観光したことないらしいし、私も過去二回で全然観光してないしね。

とりあえず来た道を戻り、平等院近くの駐車場に自転車を停めて平等院観光。
さすがにシルバーウィークだけあって人が多く、内部観覧は3時間待ちとか書いてたので
平等院の周りをぐるっと回り、鳳翔館を観覧したのみ。
20150921e.jpg20150921f.jpg
雲中供養菩薩像とかの立体物は見どころが多かったけど、全体的には物足りない感じ。
やはり内部観覧はしとかないといけないのかなぁ。

平等院を出た後は参拝道に出て、和食バイキングの店で40分ほど待って昼食。
高野豆腐とかおからとか久しぶりに食べたよ・・・
この辺好きな味なんだけど、一人暮らしだと中々食べれないんだよねぇ。
一通り料理を楽しんだらもうお腹一杯。
油物とか肉関係はほとんど無いのに結構お腹が膨れるものだね。

腹ごなしがてら、朝霧橋を渡って対岸の宇治神社、その上の宇治上神社に参拝。
宇治神社は実に普通の神社だけど、宇治上神社は現存する最古の神社建築なんだそうな。
確かに宇治神社と比べても全体的にワイルドな感じがしたよ(笑)

参拝後、再び朝霧橋を渡って平等院側に戻り、恒例抹茶ソフトを食いつつ休憩。
もともと歩くのは得意じゃない上に、ビンディングシューズ履いての観光だったから結構しんどい。
自転車だと2〜3時間乗っても全然疲れないのに、歩くとすぐ疲れるのは不思議なもんだ。
この時点で16:00過ぎ。

この後、京アニショップ本店?に行こうかという話もあったけど、調べてみると京阪宇治線の木幡駅前ということで
宇治から30分ぐらい自転車漕がないといけないようだったので今回はスルー。
後から思い返せば、どうせ帰りは夜間走行になるので行っても良かったかなぁとも思うけど
あの時は気分的に疲れてたんだよ・・・

縣神社でo9dと別れてそのまま帰路に。
来た道を戻り、御幸橋で17:30までしばし休憩し脚の疲れを取る。
そこからは先週相崎の自転車乗りながら確認した府道13号→国道170号→国道1号ルートで帰阪。
御幸橋で休んだおかげか帰りは快調で、行きよりも平均+5km/h出てるぐらい元気だった。
休憩も信号待ちぐらいで一気に大阪に帰還。
メタルボックス近辺で19:30頃だったので、宇治から3時間半。
信号待ちを考えるとやはり順調なペースだったかな。

メタルボックスの傍を通ると、レジ前に人だかりができてたのでちょっと覗いてみる。
その日はカーモデルの製作会をやってたようで、ちょうど解散の頃だった模様。
そのまま店員さんと長話をしてしまい、気付くと21:30。
2時間立ち話できる程度には元気だったということで、店員さんジャマしてすいません。

走行時間:5時間40分
走行距離:102.26km
平均時速:18.0km/h

立ち話で脚が疲れた以上の疲労は特になく、帰宅後普通に模型製作してるぐらい元気だった。
何かここのところ自転車では全然疲れなくて怖いぐらい。
ダムへの登りも思ってたより大変じゃなかった、というかあれだと山之上北町の坂の方がキツそう(笑)
ただ、待ち合わせに遅れたり寄り道もしたとは言え、大津行きするならもっと早い時間でないとダメそうだなぁ。
宿泊や輪行するつもりなら余裕なんだけど、自走で日帰りに固執すると限界が見えてきた。
行動開始を早くするか、速度を上げるか・・・ロードバイクなぁ・・・
posted by HAGER管理人 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車

2015年09月12日

まぁ、ムリはいかんということで(泣)

今年は天候不順の影響か例年に比べて涼しめなので、いつもは9月後半に再開してるロングライドを早めに再開。
相崎がクロスバイクを買った(GIANTのESCAPE)のでその馴らし運転も兼ねて、
そこそこ距離もありつつ、そんなにしんどくない目的地として宇治へ行くことにした。
前回行ったときは時間が無くて、本当に行っただけになっちゃったしね。

ルートとしては大川CR→淀川CRで御幸橋まで行き、府道81号を東進して宇治に出る感じで。
前回行ったときは六地蔵経由だったのでエラい遠回りしたけど、宇治に直接行くならこれが一番ラクなはず。
府道81号は初走行だけど、地図を見る限りほぼ直線だし元々池だったところを干拓した土地だから平坦じゃないかと(笑)

相崎とはウチの前で9:00に待ち合わせ。
中百舌鳥在住の相崎は私よりすでに15kmぐらい多く走ってることになる。
相崎は体力・経験ともに不安があるので、ちょっと心配・・・

いつも通り天満橋のセブンイレブンで飲み物や食料を補給し、大川CRに突入。
毛馬閘門を10:00前に通過。
20150912a.jpg
そのまま淀川CRに入り、20km/h程度ののんびりペースで巡航。25km/hだとしんどいとのこと。

第一休憩所の枚方大橋近くの関西医大に着いた時点で11:00。
う〜む、自宅からここまで2時間か・・・結構時間かかってるなぁ。
まぁ、そんなに急ぐ必要もないし、相崎がしんどくなっても大変なのでそこで20分の長めの休憩。
11:20に出発。

ここから御幸橋までいつものペースなら30分・・・だったんだけど、この辺から相崎に仕事の電話が入りまくり
その度に停車することになって御幸橋着は12:00過ぎに。
20150912b.jpg
想定ではすでに宇治に着いてメシ食ってる頃なんだが(泣)
府道81号に入るちょっと前に休憩所があったので、そこで10分ほど休憩。
すでに12:30前・・・そろそろ腹が減ってきた・・・

前述したとおり、府道81号の周辺はもともと巨椋池という巨大な池だったところを干拓した土地。
なのでメシ屋があるかは怪しいと思ってたけど、予想通り田んぼが広がるのどかな場所で
あまり広い道ではないものの、国道1号との交差点までは交通量もほぼ無いので走りやすかった。
反面メシ屋の類は見かけなかったので、結局近鉄小倉駅手前のココイチまで引っ張ることに(泣)

ココイチ着が13:00。
腹は減ってたものの、クリームコロッケカレー大盛りとシーザーサラダはちょい重かった。
以前はこんなの余裕だったのに胃が縮んだなぁ。その割に腹回りは縮まないのは何故だ!(泣)
13:30にココイチ出発。
暗くなる前に帰りたかったけど、そうなると宇治観光はほぼムリだな(泣)
と思いつつ、走り出してふと手元を見ると・・・サイコンが無い!?

ココイチに入るまでにはあったと思う(意識せずに見てるからよく分からん)んだが、どこかで落とした?
もしくは食ってる間に盗られた?いや、でもあれだけ持って行っても何の役にも立たんしなぁ・・・
一応ココイチまでの道を戻って確認するも見つからず。
まぁ、走れなくなるわけじゃないんだけど、ペースが分からなくなるのはキツいなぁ(泣)

そんな騒ぎもありつつ、JR小倉駅周辺でちょい迷った後に14:00ごろに宇治橋到着。
おぉう、前に来た時は穏やかだった宇治川が増水してエラい濁流に。
20150912c.jpg
メシ食って大して時間も経ってないけど、相崎が疲れてるように見えたので宇治川の傍の店で腰を下ろし抹茶ソフトを食う。
これがまた量がある上に結構口の中に甘さが残って、昼飯直後には厳しい量だった。

その後、前回鳥居の前までしか行けなかった宇治神社に参拝。
20150912d.jpg
神社自体は至って普通(笑)
ルート的にはその上にある宇治上にも行くべきだったんだろうけど、相崎がしんどいというのでスルー。
聖地巡礼的には大吉山もアリだったんだけど、そこもスルー(笑)

とかやってるうちに、もう15:00。
暗くなる前に淀川CR抜けるにはそろそろ出発しないとマズい。
JR宇治駅前のコンビニで飲み物&食料を補充。
と、ここで相崎の様子がおかしい。聞くとかなり頭が痛くて辛いとのこと。
もともと相崎は頭痛持ちでしょっちゅう頭痛いと言ってるけど、今回のは結構キツいっぽい。
本人曰く、体力的には大丈夫と言ってたけど、端から見ると疲労から来る頭痛なんじゃないか?それ。

休みたいということで喫茶店を探すも、宇治は観光客向けのオサレな茶店ばっかりで
40過ぎのオッサンがヘロヘロで寝込むにはちょっと厳しい(泣)
となりの小倉駅まで行けば店はあるだろうと進んだものの、休めそうな店は無し。
結局、頭痛薬を買ってから昼飯を食ったココイチからちょっと行ったマクドまで戻ることに。

ここで薬を飲んだ相崎は完全にダウン。
マクドに着いた時15:40だったけど、結局相崎は机に突っ伏して16:30まで寝てた。
ちょっとマシになったということで出発するも、今度は気分悪いとのことだったので前を自分のペースで走ってもらう。
気付くとついてきてないというのはヤバいからなぁ。

行く途中に休んだ休憩所まで来て、相崎再びダウン。
そこで17:30まで休んだら、先に飲んだ薬が効いてきたのかかなりラクになったとのことだったけど
すでに太陽は沈みかけて暗くなり始めており、工程的には全体の1/3が残っている状況。
さすがに体調不良の初心者を夜間走行させるのは危ないので、相崎は一番近い京阪淀駅に自転車を置いて電車で帰宅することに。
以前伏見稲荷に行ったときに相崎が辿り着けなくて自転車を置いてきたのも淀だったよなぁ、そういえば。
相崎は翌日が実家の用事で自転車を取りに来れないので、私が取りに来ることにして相崎は別途帰宅。

この時点で18:00。完全暗くはないもののあと30分もすれば完全に暗くなるので淀川CRはNG。
国道1号も考えたけど前に使った時結構しんどかったので、ぴゅ〜た氏がおススメしてた府道13号を試してみることに。
これが大当たりで、交通量はそこそこあるものの道幅がそれなりにあるので全体的に走りやすい。
途中三回ほど川を渡るための登りはあるけど、総じてフラットで30分ほどで関西医大まで戻ってこれた。
所要時間的には淀川CRと同等か、下手したら速いかもしれん。

でもここからが致命的ミス。
本来ならそのまま直進して枚方大橋を曲がって国道170号を南下、国道1号に合流すれば良かったのに
枚方市駅から南に進んで国道1号に合流しようと考えてしまった。
その上、さらに道を間違えて宮之阪周辺の丘を登る羽目に。
星ヶ丘に登って天の川を渡ると字面だけ見たらメルヘンだけど結構キツいんだが(泣)

頑張って登って国道1号に合流したと思ったら、ここが嫌で国道1号を避けたかった山之上北町の坂が・・・
登るのもしんどい上に下るのも怖い。
地図見たら国道170号を下ったら、ちょうどここ避けれるじゃん(泣)

難所を抜けて国道170号と合流、大日あたりまで走った時点でスマホで時間確認・・・20:30!?
関西医大まで戻ってきた時点で18:30だったのに、道間違えたり丘登ったとはいえ2時間も走ったか??
体感では1時間程度なんだが・・・
これだと帰宅は22:00とかだなぁと釈然としないまま走行し、晩飯を食うために太子橋今市のすき家へ。

注文してふと店内の時計を見ると20:00。
スマホの時計は21:00。
だぁぁ、また勝手に設定変わってやがるよ、このスマホ!!
普段はサイコンで時間確認するから問題無いんだけど、たまに誤動作してるんだよなぁ、コイツ(泣)

妙な安心感を抱きながら飯を食い、地味に都島交差点で道間違えて天満経由になったりしながら、21:15に帰宅。
走行距離はサイコンが無いから分からんけど多分100km弱。
全体的に遅めだったから平均16km/hとかじゃないかなぁ?
枚方の丘は余計だったけど、相崎のおかげで休憩しまくりだったので全然疲れなかった。
以前折り畳みで淀まで来た相崎だからクロスなら行けるかと思ったけど、やはり初心者を連れまわすものじゃないね。
次は気を付けようと思うけど、相崎が実家に戻ったらさらに遠くなるから次があるのかが微妙なところ・・・

P.S.
翌日、京阪淀駅まで電車で行き、相崎の自転車に乗って帰阪。
前日の疲れはほぼ無し。
サイコンもビンディングペダルもないフラットバーのクロスだけど、新品なのでメカニカルロスが少なく
私のより軽いのでかなり乗りやすかった。

日中だったけど敢えて府道13号から昨日本来通るはずだったルートを使ってみたら、所要時間2時間半。
交通ルール遵守で淀川CRとあんまり変わらん所要時間だったので、結構速いんじゃないかと。
まぁ、私自身が妙に元気で結構飛ばしたってのもあるんだが(笑)
二日で大体130kmぐらいで疲れ無しということで、ようやく自転車向きの身体になってきたのかな?
体重は全然減らんがな(泣)
posted by HAGER管理人 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車

2015年09月04日

やっぱり戦争はダメだね、うん(安保反対とは言ってない)

ボークス8Fにて開催されたT&A展示会に初参加。
今回は35〜45tの戦車、ロシア&ソ連航空機、映画FURYにちなんだ作品というテーマで開催。
実はこの展示会に向けて半年ぐらい毎月第一土曜日にメタルボックスで製作会が開催されてて、
そこにちょこちょこ参加してたんだよね。

そして8/30に追い込みの臨時製作会が開催されて私も参加しようと思っていたんだけど
これまで製作を進めていたALENGER(詳細は不明だけどロシアのメーカーっぽい)のT35の
車体の歪みを取ろうとお湯(プツプツし始めてたので90度ぐらい)に5秒ぐらい漬けたところ・・・パーツが縮んだ!?
歪んだとか曲がったとかなら何とかなるけど、さすがに縮むとどうしようもない。
製作中に「やたらとサクサク削れるプラだなぁ」と思ってたけど、もしかして密度が低いプラだったのかなぁ?

と言う流れで、「発表会の一週間前から新規作成」という事態になったわけだけど
まずはアイテム選定から再開しないといけない。
ALENGERのT35はウチで長らく積んでたものだから新たに買う必要は無かったけど
今入手できるT35となると、先日HOBBY BOSSから発売されたものしかなく、¥9,000とかする(泣)
他はレオパルド1やパーシングあたりのいまいちピンとこない戦車ばかりで悩んでると
五式中戦車ならOKということを聞き、とりあえずそれで決定。
ファインモールドだったらまだ組みやすいだろうし、八九式はベルトキャタピラだったからラクだろうということで(笑)

臨時製作会が11:00からだったので、ボークスに開店早々駆け込んでキットを購入し、
その足でメタルボックスに向かって製作開始。
でも、箱を開けて愕然。連結履帯じゃん、これ(泣)
しかも後日分かったけど、ただの連結じゃなくて上下貼り合わせることで可動できるタイプだったという・・・
履帯組むだけで4時間ぐらいかかったよ(泣)

製作会当日はそんなこともつゆ知らず、ひたすら車体を組む作業。
その甲斐あって、製作会当日に履帯以外はほぼ組み上がるところまでは進めれた。
あとは仕上げの方向性だけど、どうも旧軍戦車にはマイナスイメージしかなく、「戦場で勇壮に戦ってる」画が思い浮かばない(笑)
まして五式中戦車は史実では完成すらしてないので、ますますイメージが湧かない。
ガルパン世界にすることも考えたけど、次の映画で出てきそうだしなぁ・・・
と言うことで、考えたイメージが「茅ヶ崎2606」

茅ヶ崎は神奈川県の地名で所謂湘南海岸のあたり。
2606は西暦ではなく皇紀2606年のこと。つまりは1946年。
史実では1945年8月15日にポツダム宣言受諾、同9月2日に降伏文書調印で太平洋戦争は終結している。
でも何らかの要因でそこで戦争が終わらなかったら?
アメリカ軍では原爆投下以前から計画されてた日本本土進攻作戦があったんだよね。

まず1945年9月に南九州に上陸、制圧しそこを一大航空基地にするオリンピック作戦。
多分この頃は五式中戦車の配備は間に合ってないはず。
1945年8月時点で試作車に主砲が乗ってなかったぐらいだし(泣)

そして翌1946年3月に千葉県九十九里浜と神奈川県湘南海岸に上陸し、東西から東京制圧にかかるコロネット作戦。
コロネット作戦の主攻は地形的に進軍しやすい湘南海岸で、当時の日本軍もそれを正確に予測していたので
五式中戦車みたいな期待の新鋭戦車は当然そちらの方に配備されただろうということで。

ただ、1944年頃から本土決戦を想定して戦力の温存が進められていたとはいえ、
オリンピック作戦で確保された航空基地からの攻撃によって航空戦力は壊滅してるだろうし、
主要な都市や軍事施設は破壊されてるだろうから、コロネット作戦時点ではロクな戦力は残ってないはず。
それでも末期の日本は15歳〜50歳の男子、17歳〜40歳の女子を徴兵対象にして
国民義勇隊2800万人を組織しようとしていたので、コロネット作戦の際には動員されていたと思う。
その頃になると銃みたいなまともな武器も用意できないので、農具とか竹槍が持たされてたそうな。

当然ろくな武器も無い素人を集めただけの部隊がまともな戦闘をできるはずもないので
戦法としては竹槍の先に爆薬を詰めて海岸に掘った塹壕から上陸部隊に突撃するのみ。
それで敵上陸部隊を足止めしてる間に主力部隊が海岸に進出して敵を追い落とすという酷い作戦が想定されてた。

そういう状況に基づいて作ったのがこのディオラマ。
20150904a.jpg20150904b.jpg
戦車に目を輝かせて敬礼の真似をする少年・・・だったら良いんだけどねぇ(泣)
ちなみにこの少年兵はウィーゴに付いてくる1/35の少年の改造。
20150904c.jpg
ウィーゴパーティでアホな作品作ってる二週間後にコレだよ(笑)
戦車兵はファインモールドの戦車兵を切り貼りしてポーズ替えして使用。
戦車の脇にひっそりと転がってる地蔵も元はウィーゴの少年・・・神も仏もありゃしねぇということで。
20150904d.jpg
ベースはブーケケースに発泡スチロールを切ったものを貼り付け、上からタミヤのテクスチャーペイントをペタペタと。
木や茂みはKATO(鉄道模型メーカー)の情景セットのものを適当に。

ベース含めて一週間の突貫モデリングだったので完成度はお察しだったけど
展示会に持って行ったらレベル高すぎてもう凹む凹む(泣)
汚し一つ取ってもレベルが違いすぎてたからねぇ。
正直、時間があってもあのレベルで仕上げれるとは思えん・・・

考えてみたら戦車をまともに仕上げたのって10年ぶりとかだったけど
その間に表現や塗装も進化してるし新たな塗料も開発されてるしで、技量の上に経験値も完全に不足してたね。
10月半ばにメタルボックスで4店舗合同のウェザリング講座みたいなのをするみたいだから、そこで勉強させてもらおう。
次にいつ戦車を作る機会があるか分からんが(泣)
posted by HAGER管理人 at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 模型製作

2015年08月30日

青森旅行3日目

最終日の三日目はホテルの朝食(これがまた美味かった)後すぐに出発。
立佞武多を見に高速に乗って五所川原に。
途中見た岩木山がなかなか雄大。
平地にぽつんと聳え立ってるのが面白いんだけど、どういう成り立ちでこの地形になったんだろう?

昼前に五所川原の立佞武多の館に到着。
立佞武多は初めて見たけどこれがまたデカい!
全高20mちょいということで、ちょうどMSがこれぐらいのサイズなんだよね。
こんなのがバーニア噴かして飛んできたら、そりゃ怖いよなぁ(笑)
20150830a.jpg20150830b.jpg20150830c.jpg
館自体も立佞武多をそのまま格納し、展示と保管を同時にするための建物だからかなりデカい。
しかも壁面が開いて、中にある展示用通路が跳ね上がって出撃するとか、なかなか胸熱!
その様子も見てみたかったところだね。
ところで、なんでここにラブライブねぷたがあったんだろう?
20150830d.jpg

帰りの飛行機まで微妙に時間があったので、ちょい足を伸ばして十三湖へ。
途中金木で太宰治記念館・・・はスルーして、金木駅舎内にある食堂?で昼食。
頼んだラーメンが思いの外量が多くて、腹が減ってたのに完食するのに苦労した。
十三湖は広大だったけど特に何があるわけでもなかったので、ひとしきり眺めた後青森市街へ。

そろそろ時間も乏しくなってたので、青森市街ではジェラートを食ったぐらい。
アニメイトとかもあったし、ヲタ的にはゆっくり回ってみたかったけど
今回の旅行の趣旨とはちょっと違ってたしね。
郊外で給油後、空港へ。

レンタカーを返却後、搭乗手続き。
行きとは違い、スムーズに搭乗手続き完了。
何故か出発ロビーのテレビで流れてたアルスラーン戦記を眺めてると出発の案内があったので搭乗口へ。
帰りもANAだったけど、ANAで緑ラインってのは珍しいね。
20150830e.jpg

帰りは窓際の席だったので景色見放題・・・なんだけど、すでに暗くなりかけてた上に
曇だったので雲しか見えず。
でもその雲というか雲海が実に見事で、飛行機の高度があがると沈みゆく太陽が雲を照らす幻想的な光景が素晴らしかった。
20150830f.jpg
無理だと分かっていてもこの上を歩いてみたいという気持ちにはなるなぁ(笑)

機内で軽く寝て起きる頃にはもう伊丹空港へのアプローチ中。
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無事着陸し、ロビーで解散。
空港バスに乗って帰宅して、今回の旅行は無事終了。
posted by HAGER管理人 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記(愚痴とも言う)