今回の旅行もいよいよ最終日。
最終日は広島市街か竹原のどちらか迷っていたんだけど
広島市街の方は普通で多分面白くないだろうということで
竹原に行くことに決定。
竹原と言っても普通の人にはピンとこない場所だろうけど
私の好きな癒しアニメ「たまゆら」の舞台となっている町なのさ。
要するに聖地巡礼というやつだね。
呉を10:00ごろ出発し、呉線に揺られること1時間で竹原に到着。
途中の駅は客がドアを手動で開けないと乗降できないというローカルっぷりだったけど
竹原は何とすべてのドアが自動で開くという特別待遇!
さすが聖地!とか思いつつ改札を出て、アニメで主人公が感動した
「おかえりなさい」の文字を確認して駅前を見渡すと・・・
さ、寂れてる(泣)
前日の呉も閑散としてたけど、もう一つ酷い。
大抵の駅前に(あの大野浦にすら)居る待ちタクシーすら見当たらず、
目の前の商店街からして軒並みシャッターが下りてるという・・・
無精者はコンビニに入りたがってたんだけど、そもそも駅前に見当たらねぇ。
観光案内所にはたまゆらの看板はあったけど、逆にそれが物悲しい・・・
とりあえず大きめの通りに入るといきなり元テナントビルと思しき廃ビルが出現し、
その後は道の左右に小さな商店がぽつりぽつりと並んでいるだけ・・・
しばらく行ったら市役所があったから、これがメインストリートだと思うんだけど
地方都市の現状をまざまざと見せつけられたよ(泣)
市役所までの道に玩具店が一件あったので覗いてみたけど
モデラー視点としては特筆すべきものは見つけられず。
無精者は戦隊モノやライダーの玩具で型落ちのものが安く売ってるので
そういう意味ではいい買い物ができそうと言ってたけど、
電車での旅行中にそんな嵩張るものを買う余裕も無いのでそのままスルー。
店のおばちゃんに竹原のお好み焼き(広島風とは違うらしい)を猛プッシュされたので
前日に続き昼飯はお好み焼きにすることにしたけど、そもそも店が見当たらねぇよ(泣)
で、寂れた町を歩いてると、何やら見た事のある建物が・・・
おぉ、マエストロ(CV:中田譲治)の経営する日の丸写真館じゃないか!
もっとも、現実の日の丸写真館は別の場所で営業してて、
この建物は観光用で建ってるだけみたいな感じだったけどね。
そこから奥が町並み保存地区になっており、本当の意味ではここからが聖地。
江戸時代の建築物がほぼそのまま残ってるということで非常に風情ある町並み。
上の写真は劇中で「わたしたち展」が開かれてた旧笠井邸だけど、
みんな同じような建物なんで、書かれてないと気付かないよ(笑)
さすがに寂れまくってた市街地と比べると観光客は結構居たけど
普通の観光地と比べると客の年齢層が高いせいか、全体的には静かな感じ。
第一期でちひろちゃんが横須賀から遊びに来た時テンション上がってなかったけど
都会の女子高生がここに遊びに来ても楽しむのは難しいんじゃないかと。
そういや二重焼きって見かけなかったなぁ・・・
で、お好み焼きだけど町並み保存地区で店を見つけたので入ってみた。
店のおばちゃんと「広島と竹原のお好み焼きは違うんだってね」とか話してたんだけど
いざ出てきたお好み焼きが・・・広島風だよね?これ。
昨日食べたのとほぼ同じなんだけど・・・こっちのも美味かったけどさ(笑)
店を出てしばらく歩くと人が並んでる店があって、店名は違うものの
ほぼろさんの元になったお好み焼き屋だったorz
並んでまで食べるかと言われると微妙だったけど竹原風を食いそこねたなぁ。
ちなみにcafeたまゆらの元になった喫茶店はほぼろさんからわずか数十m先。
たまゆらの舞台になってるエリアが実はものすごく狭い範囲というのが分かった。
ってか、主人公たちは町並み保存地区を通って通学してたけど
竹原高校の場所を考えると通る必要なくね?
まぁ、普通の市街地だとイマイチ絵にならんのは分かるけどさ(笑)
あとはお抱え地蔵やら超テンションア〜ップな普明閣(下の写真)に登ったりと
ひとしきり観光ポイントを見回って帰路につくことに。
ちなみにここでたまゆら関連のお土産を買うつもりだったんだけど
お土産屋に関連物は何一つ売ってなかったので、普通に最中(モナカね)に
なってしまったとさ(泣)
竹原から呉線で三原、山陽本線に乗り換えて福山まで足を伸ばし
ここから新幹線で帰阪・・・だったんだけど、直前まで最終日の予定が定まってなかったので
新幹線で指定席が取れず自由席で帰ることに。
しかし、さすがに行楽シーズンの三連休最終日、自由席に座るどころか
車両に入ることすらできない(泣)
仕方なくデッキの洗面スペースに押し込まれてたんだけど、
岡山からさらに人が乗ってきて、デッキの廊下も人で埋まる始末。
その上、デッキの廊下に陣取った小さい子供二人を連れた若い夫婦が
床に敷物を敷いて弁当を食べ始めるカオスっぷり。
しかも見てるうちにサンドイッチ→おにぎり弁当→ハンバーグ弁当とランクアップしていって
お父さんにいたってはビールまで飲み出す(笑)
まぁ、小さい子供が騒ぎ出すのもそれはそれで困るんだけど、
周りの人の「何だこの一家?」オーラを全く気にしない図太さはある意味面白かったよ。
そうこうしているうちに新大阪到着。
御堂筋線に乗り換えて無事帰宅したとさ。
いやぁ、翌日が仕事だったから最終日は軽く済ませるはずだったのに、一番疲れたよ。
まぁ、予定より1時間早く帰宅できたので後片付け後にフレームアームズ仕上げてたけどね。
と言うわけで、今回の旅行記は以上。
できれば次の旅行はもうちょい模型分多目にしたいけど・・・無理だろうなぁ(泣)
初めて掲示板に書かさせて頂きます。
広島旅行、楽しく読ませて頂きました!
充実した旅で良かったですね!
竹原の写真、まんま「たまゆら」ですね。(笑)
作画のクオリティが高いのも頷けます。
竹原やその周辺、いつかは行ってみたいですが、さすがに関東からは遠いですわ・・・(^_^;)
お疲れ様でした!(^^)
こちらは初めましてでしたっけ?
先日は京急のたまゆらチケット購入ありがとうございました。
やはりたまゆらの背景美術はかなり忠実ですね。
行った後に作品を見直すと「お〜あそこか」見たいな感じで
また違った印象になります。
まぁ、かなり美化されてますが(笑)
もし行かれるのであれば一泊ぐらいしてのんびり回る方が良いですね。
半日では本当にサラッとしか見れなかったので。