前回の南河内行きの後、ルートラボやらストリートビューを見ながら次の目的地を考えてたんだけど
最難関と思われていた能勢が意外とそうでもない?感じがした(その代わり豊能町は
ガチで大変っぽいのが分かった)ので早速チャレンジ。
ただ、今回はルート的に融通が利かない上に夜から雨との予報だったので
基本的に行きと帰りが同じルートという面白くない行程になってしまった。
だってルート変えたら山登るしかなくなるんだもん(泣)
自宅出発は8:30
天気は今のところ晴れで気温もさほど高くなく、風もあんまり無いという実に自転車日和。
ルートも豊中市までは通ったことある道で、基本的に池田周辺までは国道176号を行くつもりなので
まぁ、迷うことは無いだろうと気楽に出発。
堺筋を北浜まで北上し、中ノ島に入ると中央公会堂前を右折してさらに北上。
神山の交差点を左折するとすぐに新御堂(国道423号)との交差点に入るので右折して北上。
鶴野町北の交差点を左折すると阪急の高架をくぐって国道176号に合流できる。
ちなみにこの辺は歩道走行した方がルート的にラクだったりする。
どうせ信号だらけでロクにスピードも出ないしね。
梅田周辺は交通量も多い上に交差点がワケ分からん状態なので、
梅田自体に用事があるとき以外はこのルートで迂回してる。
新御堂のあたりだけは人が多いけど、大阪駅周辺に比べたらだいぶマシ(笑)
国道176号に入るとすぐに十三大橋。
ここで写真を一枚。
ここは阪急の神戸線、宝塚線、京都線という主要三線が集まって淀川を渡るんだよね。
当然各線は別の線路の上にすべて複線化されてるから全部で6線(レール12本)が集中してるということに。
もうトラスマニア(居るのか?)大歓喜。
何故か一番東側の京都線にはトラスがないんだけどね。
ちなみに渡ってる十三大橋もトラス構造なのでトラスマニア(略)
私は見るのは好きだけど模型で作るのはイヤだなぁ・・・
で、ここからは基本的に国道176号を北上するだけ・・・のはずだったんだけど
十三の交差点で間違って府道41号の方に入ってしまった!
しばらく走って(何か見覚えのない道だよなぁ)と思って確認してミスが判明したんだけど
人間思い込みは良くないよね(笑)
神埼川沿いにリルートして国道176号に復帰したけど多分10分程度はロスしてると思う。
国道176号を北上して10:00過ぎに豊中市役所到着。
ここまでは特に変わったことなし。
道もフラットだったし、前述の通り通ったことある道だしね(←でも迷ってる)。
で、豊中市役所を過ぎたぐらいで飲み物や食料を補給しようと考えてたんだけど
国道沿いなのに何故かコンビニが見当たらない!?
結局阪急石橋駅前で発見するまで補給できなくて結構焦ったよ(笑)
そんなこんなで池田市役所には10:40到着。
ここまで約2時間、関空に比べたら伊丹は近いなぁ。
さて、都市部はここまで。
ここから国道173号(能勢街道)に入って一旦兵庫県に出て徐々に山間部に入っていくわけだけど、
能勢電鉄の畦野(うねの)駅あたりまでは他の国道沿いで見るような郊外店が見かけられるので、
あまり山間部っぽくない(笑)
ただ、基本的に猪名川沿いに走るのでかなり景観は良い。
その代わりアップダウンも相応に増えてくるんだけどね・・・
特に一の鳥居〜畦野あたりは距離は短いものの斜度5.2%と結構な坂道でかなりキツい。
しかもここ丘?なので帰りにも登らないといけないんだよね(泣)
畦野を過ぎると山下町のあたりで道がややこしいことになってる。
能勢街道的にはトンネルに入る道になるみたいだけど、その道の入り口にこんな標識が立ってたので即スルー(笑)
まぁ、ルートラボでここのトンネルは斜度的にムリってのは分かってたのでもともとスルーするつもりだったんだけど
現地で標識見て笑ってしまった。
何でこの斜度で軽車両進入禁止じゃないんだよ(笑)
ちなみに写真撮れる状況じゃなかったのでこの画はストリートビューのもの。
一方、国道173号は北摂里山街道という名前になって九十九折の坂道を登ってるんだけど
これまたかなり急勾配の坂道っぽい。
大多数の車は能勢街道の方に行くだろうからそこまで交通量は多くないと思うけど
確実にトンネルより斜度のキツい坂なので私にはムリ。
と言うわけで市街地を迂回することになるんだけど、目的地が同じ以上は迂回路でも同じ高さまで登る必要あるわけで
迂回路もこんな有様(笑)
ちなみにこれもストリートビューの画像。
もうね、自転車に乗る以前に押して上がるのもしんどいレベル。
この辺は事前調査で乗って登るの諦めてたあたりなので素直に押して上がったとさ。
井補野まで押して上がってたら、横をローディーの人がちゃんと国道を漕いで登っていった。
ローディーすげぇな。
坂を登るとそこは一庫(ひとくら)ダム。
一庫大路次川に作られたダムで合流する猪名川の治水のために建造されたそうな。
ダムができたおかげで上流は知明湖というダム湖になったらしい。
ダムの傍らが休憩所っぽくなってたので、ここで小休止。
ダム到着時点でちょうど昼頃だったので、途中のコンビニで購入しておいたおにぎりを食べる。
前回反省を生かして、早め早めの食料摂取と店が無い事態を想定して準備しておいたわけだね。
いやまぁ、それが当たり前ちゃあ当たり前なんだけどね(笑)
休憩ポイントから撮影。
能勢街道のトンネルを抜けるとあの橋を渡ってくることになるらしい。
はは、冗談だろ(笑)
ダム付近からまた能勢街道=国道173号になるわけだけど、この道がまた山にトンネルを空けて
直線的にゴリゴリ登っていく道。
山間部なので片側一車線で路肩は一応あるけどかなり狭い上に
大阪から綾部や福知山に抜ける道の一つでもあるので交通量はかなり多いと
山登りが苦手な私には厳しすぎる道なんだよね。
でも能勢町役場に行ける道はこれしかない・・・と思ってたら実は別の道があった!!
前述の知明湖沿いに国道173号の旧道?があり、そこまでキツい登りもトンネルもなく
交通量もほぼゼロ(その代わり走行距離は長い)と自転車的には理想的な道らしい。
と言うか、この道の存在が無かったら今日の能勢行きは無かったと言えよう(笑)
ダムの記念写真を撮ったら旧道にGO!
思ったよりはアップダウンのある道だったけど、予想通り交通量はゼロ。
雰囲気的には宇治川沿いの京都府道3号の幅を狭くして車を無くした感じ。
途中停車して渓流の写真を撮ったりするぐらいのどかな道だった。
旧道だけあって最終的には国道173号に合流し、能勢トンネルを抜けると
ついに「おおさかのてっぺん」能勢町到着!
この時点で12:40ごろ。
出発から約4時間、いやぁさすがに遠い。
でも目的地は役場なのでもうちょい走らないといけない。
国道の向かう能勢第二トンネルはまたも結構登りなので
写真の看板あたりから左折して府道104号に入って山を迂回。
国道との合流ポイントがちょいややこしい構造だったのでそこで若干迷いつつも
そのまま府道104号を北上。
この辺まで来ると道はほぼフラット。
のどかな風景。
ここも「大阪」なんだよなぁ(笑)
日本で二番目に狭いはずなのにいろんな顔があるもんだ。
田舎っぷりは千早赤阪村とどっこいに感じたけど村じゃないのは、
平地が多い分こっちの方が人口多いのかな?
と言うわけで役場到着!!
と思ったら浄瑠璃シアターだった(笑)
入口の掲示板に微妙な萌えポスターが。
本当に日本って国は・・・
役場は浄瑠璃シアターの隣だった。
と言うわけで、おおさかのてっぺん制覇!!
予想通り役場周辺に食事処なし。
買ってきたおにぎりの残りを食べて早々に出発。
地図を眺めてて一瞬山越えで豊能町役場に向かうことを考えたけど
府道4号線が山に向かって伸びていって、見えてる範囲でも結構な登りだったので
素直に帰ることにした(笑)
行きは旧道を使ったけど、帰りは国道を使用。
登りじゃなければそこまで迷惑じゃないだろうということだったけど
やはり道の幅が狭いので怖ェェェ。
あとトンネルは車のエンジン音がかなり反響するので
トラックでも来てるのかと必要以上にビビってしまった。
途中から歩道があったのでそちらに退避したけど、それでも行きに1時間かかった行程が
帰りは30分足らずで一庫ダムに着いてしまった。
特に疲れてたわけでもないので休憩なしで行きは避けた国道の九十九折を下る。
やっぱり私には登れんわ、コレ。
あとは来た道を戻るだけ。
途中畦野の丘を登る前にあったスシローに入って13:30過ぎに遅めの昼食。
ってか、能勢町の役場から30分で戻ってきたのか。
14:00過ぎに出発して来た道を延々戻り、16:30頃に日本橋に帰還。
帰りは回転寿司があまりエネルギーにならなかったのか妙にしんどかった(泣)
やはり遠出した時のメシは濃いめの方が良いのか・・・
大阪市に入ったあたりで雨がポツポツ来てたけど、帰宅まで何とか保ってくれた。
と言うわけで、本日の記録
走行時間:5:27:50
走行距離:88.52km
平均時速:16.2km/h
走行時間や距離は前回の南河内とほぼ同じだけど
押して歩いた区間もあったのに平均速度が速いのは帰りの下りのおかげだろうな。
実時間でも1時間早く帰ってきてるしな。
本当は全工程ちゃんと乗るべきなんだろうけど、ムリなものはムリ(笑)
今回の制覇は豊中市、池田市、能勢町のみ。
といっても冒頭に書いたとおり、ルートに余裕が無い行程だったので仕方の無いところ
同じくルートに余裕が無く、今回の旧道みたいな裏技の無い「標高的におおさかのてっぺん」な豊能町役場はどうしたものか。
国道を延々押して上がるのも現実的じゃないしなぁ(泣)
次はすでに泉南方面を計画中。
と言っても天気次第ではあるんだけど・・・
2016年04月23日
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