今日は2/8の日記にも書いてたメタルボックスの本気コンテストの結果発表日。
これまで途中経過について一切日記を書かなかったけど、今回はマジで余裕が無かった(泣)
ワンフェス後で精根尽き果ててた上に、仕事もかなり忙しかったからねぇ。
先週の提出締切日や今日も休日出勤だったし・・・
いやもう、本当に頑張った!自分!!作品自体は超絶に雑だったけど!!!
今回の出品物はガンダムMk.V。
ガンダムセンチネルにトラウマを持ってる人は避けて通れないMSだね。
知らん人は全く知らんMSでもあるが(泣)
実は昨年6月に開催された宇宙世紀コンペ0083〜0088用に作ってたモノなんだけど
スケジュールが圧して完成できず、その後放置してたんだよね。
で、今回の本気コンをどうしようか考えている時に、他の常連さんがMk.Vを作っていると言う話を聞き、
「キット化されてないMk.Vがカブるスゲェコンテスト!」というのを演出するためという不純な動機で製作再開(笑)
一応ベースキットはHGUCのドーベンウルフ(袖付き)なんだけど、キットそのままのパーツが残ってるのって太腿ぐらい?
形は似てても細かいところでボリュームが全然違うので、センチネル別冊のMk.Vを作ろうとすると全身弄ることになった(泣)
普段なら「ドーベンウルフから逆算したプロポーション」とか適当に言い訳して妥協するところだけど
競作相手の人が超絶技巧の人なので、その人の作品と並べられると思うとなかなか妥協できなかった。
いや、ライバルというのは技術の向上には重要だよね・・・
基本的な造形はプラ板とエポパテで、左右対称パーツはレジン複製。
カネはかかるけど全部手作業だとまず精度が出ないからねぇ。
その複製自体は去年のコンペ前の段階で出来てたんだけどさ・・・
で、完成したのがコチラ。
背景がやけにカラフルなのはメタルボックスで撮影したから(笑)
写真だとそうでもないけど、実物の仕上げはかなり粗い。
プロポーションについてはセンチネル別冊を目指したんだけど上半身はもうちょい小さめでも良かったかなぁ?
一応、ドーベンウルフの関節は生きてるのでフル可動。
肩とかは別物だったので完全新規だけどね。
ちなみにライフルとかシールドが無いのは単純に間に合わなかったから。
ともかく流用が効かないからなぁ、コイツの武器って(泣)
で、持って行ったら競作相手の方のもライフルとシールドが無かった。
うん、気持ちは分かる(笑)
アップで撮るとますます粗が見えて悲しくなるけど、一番頑張ったのは頭部。
この角度で設定画に似るように頑張ってエポパテから削りだした。
ちなみに顔面は旧Sガンダムから流用だけど、クチバシ付けたら分からないよね?ね?
塗装はいろいろな青を検討したものの良い色が無くて、宇宙船艦ヤマトカラーのガミラスブルーを塗ってみたら
思った以上に鮮やかな青だったので、クリアグリーンを薄く塗り重ねてイメージの色に近づけた。
白は青を塗る前に塗っておいてマスキングで対応。
ほぼ一色なので本体の塗装はまだマシな部類だった。
で、完成したわけだけど、ものすごい精度の高い工作をするあの常連さんと並べるには明らかに完成度が低い。
しかしその時点で提出一週間前で、今から工作をしても目立った効果は望めない・・・
と言うことで、考えたのは見栄えのするベースを作ること!!
それと兼ねて武装を持ってない理由付けとして作ったのがコレ。
Ex-Sガンダムとチャンバラしてるシーンならば武装はサーベルだけで良いはずだと(笑)
Ex-Sの方も頭部インコム、ビームスマートガン、大腿部ビームカノンが欠損している状態なのでちょっとはラク。
ただ、HGUCのEx-Sが妙に格好悪い(泣)
ディティールは悪くないんだけど、全体的に太く四角く作られててSガンのスマート感が完全にスポイルされてるんだよね。
なので、Ex-Sは新旧キットのミキシングで製作。
と言っても、HGUCを使ったのは胴体と腕、バックパックぐらいで他は旧キット。
股関節は設定どおりムーバブルフレームから脚が生えてるように改修。
あとは土台への固定と本体との接続のために全身に2mm真鍮線を通している。
実はMk.Vを支えてるビームサーベルの刃は腕の付け根から伸びてる真鍮線そのままだったり(笑)
それだけだと本体を支えるのが不安だったので、Mk.Vにサーベルを持たせてその刃でテールスタピライザーを斬ってるような演出も追加して
Mk.Vが軸をお腹を中心に回転しないようにもしてる。
あと、納品時にMk.Vの安定感がやはり不安だったので、納品後に右脚の先端に真鍮線を追加して一応の三点固定にした。
本来はもうちょい垂直に機体を積んで、完全にMk.V本体をEx-Sのサーベルに乗せるつもりだったんだけど、気が付くとあの角度になってたんだよね(泣)
おかげで本体であるMk.Vがベース外にいるという謎状態になったわけだが(笑)
土台はプラ板の箱組みにスチレンボードの切れ端を貼り付けて、タミヤモデリングペースト(ライトグレー)を指でランダムに塗るつけたのみ。
Ex-Sを含めて一週間という高速モデリング。
で、ひとまず作品として完成にまで持っていけた。
そして本日のコンテスト結果だけど、何とこのMk.Vでガンプラ部門3位を戴いた。
ちなみに同率3位が競作のMk.Vというこのミラクル!
いや、競作の方が本当に工作精度は相変わらず高くて、単体だと間違いなく負けてたなぁ。
せっかくなのでMk.Vを並べてみる(左端はロボット魂のもの)。
う〜ん、工作精度も相まって右端のMk.Vはやはり格好良いよなぁ。
私の(真ん中)は何かこう、シャープさが無い(泣)
これで同率を取れたわけだから、Ex-S様々だよなぁ、と。
と言うわけで、メタルボックス本気コンテストはこれにて完了。
次はGレコの合同コンぺになるわけだけど・・・あと二週間切ってるんだが。
これで休日出勤が無ければまだ何とかなるんだが(泣)
2015年03月29日
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