ワンフェスの本申請終わってからFABC→MBコンペと原型そっちのけで製作してたけど何とも無いぜ!
・・・ウソです、正直ヤバいです、明日から頑張ります(←明日から?)
ってな感じだけど、参加する以上は手は抜きたくないと言うことで、できる範囲で頑張った。




チョイスは2015年冬ワンフェスで発売されたメタルボックスの最新キット、「磯風」!
「ん?キットと違くね?」と気付いた人は鋭い!
普通に作ってもメタルボックス店長が作った見本品の劣化にしかならんので、ちょっとでも差別化を図ろうと今回は「磯風改」として製作してるのさ。
磯風と磯風改の違いは以下
・主武装が12.7cm連装砲から12.7cm連装高角砲に変更
・セーラーのリボンが注連縄に変更
・セ−ラー服の模様が変化
・頭に電探?を追加
・煙突、ソックス(長)、胸元に菊水マーク追加


キットにはもちろん12.7cm連装高角砲が入ってるはずもなく、1/350のでも小さすぎるのでエポパテ+プラ材で自作。
手持ちと艤装に付いてるのと二つあったけど、複製する時間も無かったので2つ作った。
並んでたら個体差が丸分かりだけど、ポーズ的に同時に見えることは無いので多少の差は気にしない(笑)
注連縄もリボンを削り落としてエポパテで自作。
もうちょい質感を追求したかったけど時間が(泣)
服の模様は元の模様がモールドで入ってたので埋めて、細切りしたマスキングテープに色を塗ったもので再現。
各部の菊水マークはMDプリンタで自作。

電探はハセガワの日本海軍艦船装備セットBの13号電探を流用。
これを付けてるバンドは本当はもっと下に付くはずなんだけど、髪のモールドとの兼ね合いでこんな場所になってしまった(泣)
ここはもうちょい何とかしたかったなぁ。
磯風改への改装作業は以上だけど、艤装のディティールがちょっと物足りなかったので同じ絵師さんの同型艦を参考にディティールアップしてみた。


・右側艤装の形状がイラストと違っていたので修正
・煙突周りが寂しかったので全体的にディティールアップ
・煙突や艤装周囲のリブが凹モールドだったので、エバーグリーンの半円プラ材で凸モールドに
・艤装前方?の艦橋部らしき部分に窓枠モールド追加
・左側艤装の爆雷を留めるバンド?がバンドっぽくなかったので、削り落としてプラペーパーに置き換え
多分こんなところだったはず。
ぶっちゃけ、改への改造よりこのディティールアップ作業が時間かかった。
特に右側艤装や煙突はレジンのムクだったのでリューターで中身を削りまくって軽量化してて、煙突のファンネルキャップはそのついでに再現したようなものだったり。
ファンネルキャップは本当は全然違うモールドなんだけど、同型艦の谷風がこんな感じだったのでこれ幸いと参考にさせてもらった(笑)
艤装から伸びてるマスト?は1mm真鍮線に置き換え。
本当はもうちょい細いのが良かったんだけど、手持ちではこれより細いのは0.5mmで細すぎたので妥協(泣)
あと、元キットでは何とも表現しづらい表情だったので、口元を修正して笑顔にしてみた。
メタルボックスのブログで磯風を紹介したページと比較すると弄った部分が分かりやすいかも。
塗装は比較しないでね(泣)
塗装は極力画面の雰囲気を出したかったけど、セーラー服の青がちょい鮮やかすぎたのが失敗。
ウチのモニターではもうちょいグレー気味の落ち着いた色に見えるんだよね。
ただ、店長が紙媒体を見ながら塗ったのも鮮やかなので、ウチのモニターがヘボいだけかもしれん。
艤装については本来磯風は佐世保生まれなので佐世保カラーで塗るべきなんだろうけど、どうにもイメージが合わなかったので舞鶴カラーで塗った。
あとは手元にある塗料をいろいろ混ぜて各部を塗装。
塗装時間は例によって一日。
何と言うか、製作作業が終わると塗装する気力が残ってないのよ(泣)
・・・ってな感じで製作完了し、メタルボックスに持ち込むと他の方の作品がまた濃いというか、いろいろ気合の入りまくった作品揃い。
詳しくはメタルボックスのブログで近日中に紹介されるだろうけど、みんな本気すぎ(笑)
まぁ、みなさん楽しんで作ってるのは伝わってきたので楽しく見させてもらった。
良い作品を見ると製作意欲が刺激されるよね。
磯風の商品レベルの高さに地味に凹んでたけど、ワンフェスまでもう二ヶ月を切ってることだし冒頭のごとく明日から頑張らないと(笑)
ワンフェス前のイベントはこれですべて終了だし、そろそろ回転数上げていかないとね・・・