そしてその言葉を期待してこの一ヶ月頑張ったわけだが、やはりモデラーはマゾだよな(笑)
そんな今日はメタルボックスでビルドファイターズミーティングが開催。
今回はいつもと違い近隣の模型製作スペース「凸と凹の店」「craftspot OneStep」を巻き込んだ
3店合同の展示会なので、メタルボックス常連としては店の威信がかかってる!!
と勝手に思い込み、いつもより本気出してみた。アホな方向に(笑)
前回のビルドファイターズコンペでは劇中に出てきた機体がメインになってしまったので、
今回は「自分がガンプラバトルに出るならこんな機体」をコンセプトに製作。
ビルドファイターズトライからチーム戦になったからこその機体で、
前作のフォーマットに則るならまた違う感じになっただろうなぁ。
とりあえず途中写真その1。

もう、プラサポ様々。
今回は上半身にいろいろ盛る予定だったので、車体にミニ四駆のオモリを大量に仕込んで
キャタピラはフリウルのメタルキャタピラ(T-90用ゴムパッド付き鋼製履帯)を使用。
あと、アームで色々持つことを想定して各関節は5mm径のポリパーツで接続と超頑丈仕上げ。
おかげで仮組みと完成後のポーズ付けがやたら大変になったけど(泣)
しかし、タイムスタンプ見ると11/17になってるので、ここから二週間で仕上げたのか・・・
もうちょっと頑張れよ、二週間前の私(泣)
そして途中写真その2。

この時点でタイムスタンプは11/24。
主要パーツはほぼ揃ってて、ここからなら一週間あれば楽勝〜と思ってた時期が私にもありました(泣)
この辺でEz-SR3号機を製作することになったような記憶が・・・慢心怖ぇ・・・
上記写真から各パーツをディティールアップし、メタルキャタピラを1コマずつ処理する苦行を乗り越えて
完成したのがコチラ!





名付けてザクタンクFA。
ちなみにFAはFull ArmorではなくFirst Aid(応急処置)の頭文字。
まぁ、Full Armorっぽく見えるように、分かりやすくリベットを貼った装甲板っぽいパーツは貼りまくってるけど(笑)
応急処置、つまり破損した僚機をガンプラバトル中に修理して戦線復帰させることを目的とした機体なんだよね。
シルエットはアメリカ軍のM2ブラッドレー歩兵戦闘車をイメージし、塗装はメルカバっぽいシナイグレーを目指す感じで。
概ね狙い通りだったけど、あんまり汚せなかったのは残念。
でも、パーツ数の多さを考えると汚しを入れるとうるさくなりすぎたかも知れんので、これはこれでOKだったか。
そしてFirst Aidたる真の姿!




左右内腕のアームで破損箇所をホールドし、右腕(外)のピンバイスで0.5mmの穴を開け、
右フェンダー上のサブアームを使って左フェンダー上のラックから真鍮線を取り出して穴に挿し込み、
軸打ちしてから破損パーツ同士を結合。
背面左の瞬着を展開して接合部に流し込み、背面右キャノンから瞬着硬化剤を噴射して修理完了!
なお本体そのものをホールドする場合は車体前部のアームを展開して抱え込むことができる。
また、瞬着を点付けする時などは左腕(外)のシールド裏がシールの剥離面になってるから、作業スペースにすることも可能!!
・・・書いてて本当に頭悪いな、これ(笑)
詰め込みすぎて写真だと何がなんだか分からなくなってるので、以下仕込んだネタ一覧(笑)
左右腕(内):普通のアームだけど、先端のクランプが平行に開けるようになってるのでパーツを掴むのに便利。
右腕(外):0.5mmピンバイス(100均の)を装備。スプリングで適度な力をかけてるので穴開けしやすい!
左腕(外):1mmプラ板二枚を間隔をあけて重ねたスペースドアーマー・・・と見せかけて、裏面がシート地になってて瞬着等を出せる作業台に変形。
背面右:背中のタンクに充填された瞬着硬化剤を発射可能!リアルに発射できてメタルボックスの店長に被害が!
背面左:折り畳んだアームを展開することで瞬間接着剤を前面に展開可能!写真のはさすがに空っぽのを使用(笑)
車体前部:修理対象の機体を保持するアームを展開可能。前方にも展開できるけど多分敵機は捕まえれないと思う、動き遅いから(泣)
左フェンダー上のボックス:展開すると真鍮線ラックが出現!(見えづらいけど)
右フェンダー上のボックス:収納されたサブアームを引き出すことで真鍮線を取り出し可能!!
ってな感じ。
ちなみにバックパックはネオジム磁石で留めてるので、瞬着や硬化剤の交換も簡単(笑)
本来ならヒルドルブでやるつもりだったんだけど、売ってなかったのでやむなくザクタンクで(泣)
途中写真を見ての通りほぼプラサポとプラ板の塊だけど、ヒルドルブならここまで工作しなかったかもしれん。
久しぶりにガッツリ工作したけど、やりたいことは詰め込めてみんなから賞賛(=アホや)されたのでとても満足(笑)
あと、上でもちょろっと書いたけど、一週間で楽勝じゃなくなった原因は主にコイツ。
と言っても、組み立て4時間、塗装2時間、仕上げ1時間程度しか掛かってないんだけど
これも作らないといけないというプレッシャーはキツかった・・・


センサー類が優秀な機体のはずなのに、キットはセンサーのモールドが残念な出来だったから
モールドをすべて落として、WaveのUバーニアでディティールアップした。
設定通りだとセンサーはすべて緑なんだけど、本体のカラーがモノトーンで単調になってしまうので
一部センサーは赤にしてる。
背中のレドームに走ってる金色は実はキット付属のシール(笑)
会場ではハセガワのフィニッシュシートかとも訊かれたけど、ちゃんと貼ったらシールも馬鹿にできんよね。
あとはフィンとか削り込んだ以外はほぼそのまま。
塗装は暖色系のグレーやホワイトにしてみたけど、他の二人が素直な寒色系な塗装だったので並べた時に浮く浮く(泣)
まぁ、作風がバラバラの三人が作ったらこうなるよね・・・と言い訳しておく(笑)
そんな感じでイベントに向かったわけだけど、やはり他店の常連さんは作風が全然違っていて色々な作品が見れて面白かった。
展示会だったので、作品についてアピールする場が無かったのは残念だったけど
説明しながらパタパタ展開したら、みんなが「アホや」という反応をしてくれるのは楽しかったよ。
全力でネタ作品を作るという目標は達成できて良かった良かった。
さて、次はコレのために完全放置になってたワンフェス原型。
明日からがんばる(笑)